ノートパソコンのキーボードの外し方と掃除の仕方！必要な工具や分解手順を解説

キーボードにはゴミやホコリが溜まりやすく、それによりキーボードの動きが思ったものにならないことも多いです。その際、ノートパソコンのキーボードを分解/取り外して掃除するときれいにしやすいです。

しかし、ノートパソコンのキーボードを分解しようにも、外し方はどうすればいいのかは分からない人も多いでしょう。キーボードの分解方法としては、キートップを外してピンポイントで行う方法と、全体的に外して掃除する方法とがあります。

デスクトップパソコンなどに利用する外付けキーボードだと、ぽっこりした形のキートップになっています。そういったキーボードのキートップは、キーを上に引っ張るだけで取れることが多いです。

といっても手だけで引っ張ることは難しいですので、ドライバーなどでテコの原理を利用するという外し方をおこないます。無理に取るとキーを詰めている爪が外れてしまいますので注意が必要です。

キーボードにキートップを戻す場合は外す場合と反対で押し込むだけでできるようになっています。

薄型のキーボードやノートパソコンのキーボードによく利用されているのがパンタグラフキーボードと呼ばれるものです。上記のように電車のパンタグラフに似た、バネ部分となる部品があるためこう呼ばれています。

このパンタグラフキーボードはキートップが薄く押し込む量も通常のキーボードより少なくて住むなどのメリットがある反面、通常のキーボードより分解や組み立てに少しコツがいる点です。

力任せに取るとパンタグラフやキートップの爪が折れる/壊れることもあるため気をつける必要があります。

ここからはノートパソコンの掃除の仕方を紹介します。ノートパソコンのキーボードの掃除は、キートップを外しておこなったほうが効率的です。ここではパンタグラフキーボードでの掃除方法を説明していきます。

パンタグラフキーボードのキートップを外す場合、外すための道具としては次のものがあると便利です。すべて揃える必要はなく、いずれか1つを利用しましょう。

• キープラー(キートップを外す専用工具)
• ピンセット
• ラジオペンチ
• ドライバー(できればマイナスドライバー)

パンタグラフキーボードの場合、分解には少しコツが必要です。ドライバーなどを差し込んで、そのドライバーなどをひねるというテコの原理でキートップが持ち上がります。

それを指で引っ張るようにして持ち上げることで外すことができます。指でやりにくければピンセットでひねるようにして外してみましょう。

この方法でのキーボードのキートップの外し方の場合、パンタグラフ部分はパソコンにくっついたままになっていることもあります。パソコンにくっついたままでも掃除可能です。パンタグラフが外れた場合はどういった方向でついていたかを覚えておいてください。

掃除方法ですが、キートップの裏側やパンタグラフ、金属部分などホコリなどがついている部分を、無水エタノールをつけた綿棒などで拭き取ります。

拭き取った部分を乾燥させ、掃除が完了したらキートップをパンタグラフの上に乗せて上から押すだけで戻すことができます。外し方とは違い、取り付けた方は簡単です。

キーボードのパンタグラフが外れてしまっている場合はキーボードにパンタグラフの爪を押し込んではめ、その後にキートップをつけてください。

キーボードのキートップは、パンタグラフキーボードの場合の取り外し方はひどく難しくはないものの、力加減を間違えると壊れやすいです。力任せに外すことは避けてください。

また、すべてのキートップを取り外した場合、取り付け直す際はキーボードのキーの取り付け間違いなども気をつけてください。

キーボードのキートップは取り外すことができ、キーの下を掃除することも可能です。外し方にはコツがいる場合もありますが、専用の工具などがなくても取り外しは可能ですので、接続部分などを壊さないよう気をつけながら作業してみましょう。