【Bluetooth5.0】旧バージョンとの違いや「Bluetooth5対応」の意味とは?

皆さんはBluetooth5.0を使っていますか?それとも旧バージョンのものを使っていますか?Bluetooth5.0とそれ以前の旧バージョンには対応プロファイル等の違いが多くあり、特徴も異なってきます。本記事ではそんなBluetoothをご紹介していきます。

 【Bluetooth5.0】旧バージョンとの違いや「Bluetooth5対応」の意味とは?のイメージ

目次

  1. 1Bluetooth5.0/4.2/4.1/4.0の数字の意味は?
  2. Bluetoothのバージョンを示している
  3. 2Bluetooth5.0と旧バージョンの違い/特徴
  4. 通信範囲
  5. 転送速度
  6. Bluetooth5.0の特徴
  7. 3Bluetooth5.0と旧バージョンの互換性
  8. 上位互換がある
  9. 4Bluetooth5.0でイヤホンの音質が向上する?
  10. 接続する方法
  11. 音質自体に変化はない
  12. 5Bluetooth製品を購入する際のチェックポイント
  13. Bluetoothのバージョン
  14. 電波到達距離
  15. 対応プロファイル
  16. Bluetoothイヤホンで聴きたい音楽アプリに関する記事一覧

Bluetooth5.0/4.2/4.1/4.0の数字の意味は?

皆さんBluetooth5.0を使っていますか?それともBluetooth4.2や4.1を使っていますか?これを聞いて、何を言っているのか分からない人も多いかと思います。そもそもBluetoothを使ったこともない人もいるのではないでしょうか。

そもそもBluetoothとは電子機器の近距離通信用の規格の1つです。代表的なBluetooth機器はイヤホンであったり、キーボードであったり、マウスだったりします。ワイヤレスの機器はBluetoothを使っている場合もあるので、よくよく確認してみてください。

本章では、まずそんなBluetooth5.0等の5.0という数字が一体何を表しているのかをご紹介していきたいと思います。

Bluetoothのバージョンを示している

この数字はBluetoothのバージョンを表している数字です。アプリやソフトでも、よくバージョンアップというものがあると思います。その時このバージョンを表している数字がどこかしら上がっている時が多いです。そのバージョンと同じことです。

そして、このBluetoothは1.0から1.1、1.2そして2.0へなり、2.1になり3.0へ上がり、4.0、4.1、4.2に上がって現在の最先端が5.0になっています。

数字だけだと、1.0から5.0と少ないですが、年月にすると約15年間あります。なので、Bluetoothは最初と比べると、かなり使いやすいく、そしてかなり多機能になっていっています。

Bluetooth5.0と旧バージョンの違い/特徴

前章ではBluetooth5.0の数字の意味をご紹介してきました。これで長い年月をかけて、Bluetoothは進化してきたんだとご理解頂けたかと思います。

しかし気になるのは、このBluetooth5.0が今までの旧バージョンとどのような違いや特徴があるのかということです。音質が良くなる等といった何かしらの違いや特徴がないとバージョンアップになりません。

なので、本章ではBluetoothの最新バージョンと旧バージョンを比べ、違いと特徴をご紹介していきたいと思います。

通信範囲

旧バージョンと違い最新版では通信範囲の拡大が行われました。これでBluetoothの機器同士が遠くあっても通信し合えるようになりました。旧バージョンから大きく拡大されたため、最新バージョンの特徴となっています。

この特徴の具体的な距離として、旧バージョン10mであったところから、最新バージョンでは100mに広がっています。なので、より手軽にBluetoothを使えるようになっているという違いがあります。

転送速度

旧バージョンと違い最新バージョンでは転送速度の速度アップが行われました。そのため、旧バージョンでは転送が遅くてイライラしている人がいたかもしれませんが、最新バージョンではより早く行えるという特徴があります。

この特徴の具体的な速度として、旧バージョンでは1mpsでしたが、最新バージョンでは2mpと転送速度が約2倍になったという違いがあります。

Bluetooth5.0の特徴

このBluetooth5.0の特徴として、IoT対応を目指してのバージョンアップとなっています。そのため、旧バージョンと違い通信範囲や転送速度が上がっています。

IoTとはInternet of Thingsの略で、様々なものがネットに繋がり、制御することで、現実的に行ってきているものです。それに対応することを目的としてバージョンアップということが特徴となっています。

Bluetooth5.0と旧バージョンの互換性

前章ではBluetoothの最新バージョンの特徴や違いをご紹介してきました。旧バージョンと比べ、とても便利になってきたとご理解頂けたかと思います。

しかし、自分の持っている機器のBluetoothは旧バージョンだという方は、互換性を気にしていると思います。互換性がないと新しく買いなおさないといけないという面倒な作業もあります。

本章では、そんなBluetoothの最新バージョンに互換性があるのかをご紹介していきたいと思います。

上位互換がある

Bluetoothには基本的に互換性はあります。つまり基本的にBluetoothは最新バージョンは基本的に以前のものに対応している互換性があるものになっています。

機器の相性もあるため確実とは言えませんが、Bluetooth5.0を使っている場合は4.0や4.1とは互換性があるということです。

この互換性は今までのバージョンでもあり、例えばBluetooth4.2を使っている人が4.1にも互換性があるため対応しています。なので、あまりBluetoothのバージョンを意識せずに使えるようになっています。

もしBluetoothに互換性が無かった場合、アップデートのたびに機器を買いなおさなければならず、イヤホン等からスピーカー、キーボード等を全て買い替えることになっています。なので、この互換性はとても地味ではありまうが嬉しいことなのです。

Bluetooth5.0でイヤホンの音質が向上する?

前章ではBluetoothの互換性についてご紹介してきました。これで古いBluetooth機器も安心して使えることをご理解頂けたかと思います。

しかし、Bluetooth通信のバージョンが上がったならBluetoothイヤホンの音質も向上するんじゃないかと思う人もいると思います。Bluetoothイヤホンは音質が悪いと言われているので、Bluetoothイヤホンを愛用している人は音質について聞きたいかと思います。

なので、本章ではそんなBluetoothのバージョンアップでイヤホンの音質が向上するかについてご紹介していきたいと思います。

接続する方法

音質が向上しているかを確認するために、Bluetoothを接続する必要があります。そのため、簡単にBluetoothイヤホンとスマホをBluetooth接続する方法をご紹介したいと思います。

Androidのステータスバー

まずは上図のようにステータスバーを下にスライドしてください。

Androidのクイック設定

そうすると、上図のようにBluetoothが切られているかと思うので、タップしてBluetoothを起動してください。

Androidのクイック設定でBluetoothをオン

Bluetoothをタップしたら上図のようにBluetoothが起動すると思います。一度Bluetoothイヤホンと接続したことがある人ならこれでBluetooth接続が完了したと思います。

Bluetoothの設定画面

もし、BluetoothイヤホンにBluetooth接続をしたことがない人は設定からBluetoothを開き、Bluetoothイヤホンと接続の設定を完了させてください。

これでBluetoothイヤホンとBluetooth接続をすることができたと思います。

音質自体に変化はない

Bluetoothのバージョンが上がっても音質自体に変化はありません。なぜならBluetooth通信で音質がよくない原因がコーデックの能力不足だからです。

これはBluetoothのバージョンとは関係なく、コーデックの問題であるため音質自体がよくなるわけではありませn。

しかし、音質自体に変化はありませんが、音質自体はよくなってきています。なぜなら、問題であったコーデックがどんどんいい音質のもの対応されてきているからです。

なので、それらのものに対応しているBluetoothイヤホンを買うことで音質のいい音楽が聴けるようになるかもしれません。

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Bluetooth製品を購入する際のチェックポイント

今までの記事でBluetoothの最新バージョンと旧バージョンの違いや特徴をご紹介してきました。これでBluetoothの最新バージョンをよくわかったかと思います。

しかし、実際にBluetoothの機器を買おうとした時に、何に注意して買ったらいいか分からないという方も多いかと思います。Bluetoothは通信機器であるため、注意を払わないと実は使えなかったということになり買い直さないといけないことになります。

そんなことにならないためにも、Bluetooth製品を購入する時のチェックポイントをご紹介していきたいと思います。是非Bluetooth製品を購入するときは参考にしてみてください。

Bluetoothのバージョン

まず第一にBluetoothのバージョンを確認してください。これは今までの記事でBluetoothの最新バージョンと旧バージョンの違いをご紹介しているので、最新バージョンの方が多機能で互換性もあるから大丈夫だということをご理解頂けていると思います。

なので、基本的にはBluetoothの最新バージョンを積んでいるBluetooth製品を購入することをおすすめします。旧バージョンだと後述するプロファイル対応が、そもそもBluetoothに対応されていない場合もあるためです。

そのため、Bluetooth製品を購入する際はまずBluetoothのバージョンをチェックしてみて、できるだけ最新バージョンのBluetoothを搭載している製品を購入することをおすすめします。

しかし注意点があり、バージョン4.0から3.0の機器間に関しては問題があります。これは通信方式の変更によるもので、基本的にバージョン4.0と3.0の間には互換性はありません。

そのため、4.0と3.0の互換性があるかの確認はロゴマークを見ることで判断しなくてはいけません。そのロゴマークに何かしらのマークがついているかで確認できます。

まずはBluetoothと書かれているだけで何もマークがない場合は、Bluetooth3.0以前の通信方式のみしか行えません。そのため4.0以降とは互換性が残念ながらありません。

次にSMARTというマークがある場合です。これはBLE通信というバージョン4.0のみの接続しか行えません。そのため、3.0以前のとの互換性が残念ながらありません。

最後にSMART READYというマークがある場合です。これは先ほどの何も書かれていない場合とSMARTと書かれている場合の両方使えるハイブリッドとなっています。

なので、下位バージョンとの互換性を考えている場合は、BluetoothのロゴマークにSMART READYが入っている製品を選んでください。

電波到達距離

Bluetooth製品によって通信距離は異なってきます。なので、電波到達距離も確認してください。本記事ではBluetooth5.0は100mまで通信できるようになったと記載しましたが、Bluetooth5.0なら全て100mというわけではありません。

電波到達距離、つまり通信距離はClassというもので表記されていることが多いです。このClassとは3種類あり、Class1は約100m程度の通信距離、Class2は約10m程度の通信距離、Class3は約1m程度の通信距離となっています。

そして、このClassは通信距離の短い方に合わされます。例えば、Class1とClass2のBluetooth機器で通信を行っていた場合Class2の長さに合わされるため、100mまで届かないようになります。なので、Classの確認を両方の機器で行ってください。

普段私達が使っているスマホの多くはClass2です。そのため、長い方がいいと思ってClass1のBluetooth機器を買っても意味がないのでご注意ください。

対応プロファイル

Bluetoothのバージョンによって対応プロファイルに大きな違いがあります。特に4.0以降と3.0以前の対応プロファイルの数が2倍以上異なります。

そもそもこの対応プロファイルとは何かということですが、この技術が備えている標準機能のことで、この対応プロファイルの有無によって、Bluetooth製品の機能が分かります。

新しく追加された対応プロファイルとして、バッテリーの残量を知らせるものであったり、時刻の修正、電話着信の通知等あったら、便利な対応プロファイルがたくさんあります。

なので対応プロファイルを確認していないと、自分の使いたい機能が対応プロファイルになくて使えなかったということもあるかもしれないので、しっかりと対応プロファイルは確認してください。

皆さんもBluetoothの最新バージョンを今後は確認してから購入してみてください。

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