Windows10のマウスの挙動が自分の思ったようにならない場合、マウス感度の設定を変更することで調整することができます。マウスのボタンの他ホイールの調整もできますので、そういったマウス感度を設定/変更する方法についてを解説していきます。
Windows10の動きは正常なのにマウスの動きが鈍い、むしろ早い、スクロール幅が大きすぎるなど思ったような挙動をしてくれないことがあります。この場合、マウスの感度を調整することが可能です。
Windows10のマウスの設定で、簡易にマウス感度の調整をおこなうことができます。調整可能な部分についてをまず触れておきます。詳細の設定はWindows8.1以前のコントロールパネルからのやり方と内容が同じです。
左利きか右利きかによって、主に使用するボタン――左クリックがどちらのボタンになるかは変わるかと思います。主に使用するボタンの設定では、普通のクリックが左と右どちらになるのかを設定できるのです。
マウスのホイールでスクロールする量は、ころころと回したときにスクロールする量を複数行ずつにするのか1画面ずつにするのかを選択することができます。
なお、複数行ずつスクロールする設定に変更した場合、一度にスクロールする行数を変更することも可能です。
「ポイントしたときに非アクティブウィンドウをスクロールする」の設定では、その画面を選択していない状態でも、そこにマウスカーソルがある画面をスクロールするようにするかどうかの設定です。
どういうことか分かりづらい人もいると思うので、簡単に説明します。上記のように別画面を利用している場合、通常その後ろにあるもの(ブラウザ)をスクロールすることができません。
この非アクティブウィンドウをスクロールする設定がオンになっていると、後ろのブラウザにマウスカーソルを合わせてスクロールすると、ブラウザの画面がスクロールされるようにする設定です。
さて、Windows8.1以前を利用していた人にとって、OSの設定の方からマウス感度などの設定を変更する方法のほうが馴染み深いでしょう。Windows10でもくわしくマウス感度の設定をおこないたい場合はこちらを利用します。
コントロールパネルの「ハードウェアとサウンド」でマウスを選択することで設定可能です。
ボタンの項目では、ボタンの構成(主スイッチ/普通のクリック)を切り替えることができます。前述した左利きの人向けの設定と同じものです。
ダブルクリックの速度は、右側にあるフォルダをダブルクリックすることで感度を調整してください。クリックロックに関しては基本オフで大丈夫です。
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