ドライブフォルダを開いた際、「$Recycle.Bin」というフォルダを見かけることがあります。この「$Recycle.Bin」とは何なのか、「$Recycle.Bin」を削除したり、削除した「$Recycle.Bin」をゴミ箱から復元する方法も解説します。
エクスプローラーでCドライブなどのドライブフォルダを開いた際、その中に「$Recycle.Bin」というものを見かけることがあります。
この「$Recycle.Bin」フォルダは、見かけた場合フォルダの色が半透明になっていることから察しがつくかと思いますが、これは隠しフォルダとなっています。
「$Recycle.Bin」フォルダはSystemVolume(システムボリューム)と呼ばれる、いわゆるシステムフォルダを指します。
実はこの「$Recycle.Bin」、ゴミ箱の中身と連動しており、ゴミ箱に入れたものが実質的にここに入っているという状態なのです。
この「$Recycle.Bin」フォルダですが、いわゆるシステムファイルなので削除して良いものかどうか悩んでいる人もいるでしょう。
「$Recycle.Bin」はゴミ箱の中身と連動しているシステムフォルダですが、それ以外に何ら永享顔及ぶものではないため削除しても問題はありません。
ただ、「$Recycle.Bin」フォルダを削除する=そのドライブから削除したゴミ箱内のものを削除することを示しているため、ゴミ箱の中に実は削除してはいけなかったフォルダがあった場合、復元できない状態になるためその点注意が必要となります。
なお、「$Recycle.Bin」の削除方法とはどのようにおこなうのかですが、普通にフォルダを削除する場合同様右クリックからの「削除」もしくはDeleteキーで問題ありません。
ただし、「$Recycle.Bin」ファイルの削除をおこなった場合、注意しなければならないことがあります。
「$Recycle.Bin」ですが、削除してしまうとゴミ箱自体が消えるわけではありません。再起動するとこの「$Recycle.Bin」ファイルは再生成されます。
ゴミ箱内のデータを保管しているものではありますが、「$Recycle.Bin」を消すからといってゴミ箱がなくなるわけではないのはこのためです。再起動のたびに再生成されますので、完全に削除することは不可能です。
ただ、この「$Recycle.Bin」は非表示にすることは可能です。基本的にこういったシステムフォルダは表に出しておくと重要なものも間違って削除してしまい、パソコンが動かなくなることなどもありますので、非表示にしておくことが推奨されています。
何らかの設定などでこれになっていることも無いわけではありませんので、下記内容に沿って設定しましょう。
エクスプローラーを開いて、「ファイル」タブを選択します。
「オプション」もしくは「フォルダーと検索のオプションの変更」を選択します。
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