Windows10では、起動時やスリープ解除時にロック画面が表示されますが、それを無効化したいと思ったことがある人もいるでしょう。Windows10でロック画面を無効化して、起動画面で表示されないようにする場合どうやって設定するのか、やり方を説明します。
個人用だけだから、家族共用で同じアカウントを利用しているからなどパスワードがないほうが使いやすいため、できればWindows10のロック画面を無効化したい、という人は少なくないかと思います。
Windows10のロック画面を無効化して起動時に表示しないようにするためにはどうやって設定するのか知らない、という人向けに設定方法を説明します。
Windows10で起動画面にロック画面を表示しないよう無効化する方法としては次の3つがあります。
Windows10のバージョン1709以降の場合、しばらく操作しなかった場合にロック画面に切り替わるタイミングでのロック画面を無効化することができます。やり方ですが、Windows10の設定を開きましょう。
「アカウント」をクリックしてください。
左側のメニューで「サインインオプション」をクリックしてください。
「サインインを求める」の部分のドロップダウンリストをクリックしてください。
「常にオフ」に切り替えれば設定完了となります。
ようこそ画面などを含めロック画面を無効化したい場合は別に設定をする必要があります。Windows10 Proの場合、ローカルグループポリシーエディターからロック画面の無効化をすることができます。
WindowsマークキーとXキーを押して表示されたメニューから「ファイル名を指定して実行」をクリックしてください。
「gpedit.msc」と入力して、ローカルグループポリシーエディターを開いてください。
「コンピューターの構成」→「管理用テンプレート」→「コントロールパネル」→「個人設定」を順に開き、「ロック画面を表示しない」をダブルクリックします。
「ロック画面を表示しない」の画面で「有効」を選択して「OKをクリックすれば、ロック画面を表示しないよう設定することが可能です。
Windows10 Homeエディションの場合は、ローカルグループポリシーエディターが利用できません。ではロック画面の無効化ができないのかといえばそういうわけではなく、レジストリで追加設定をして無効にします。
なお、レジストリは変更する内容を間違えるとWindows10が起動しなくなる可能性があります。よく分からない、という人は触らないことをおすすめします。
もしレジストリを変更するのであれば、必ずレジストリのバックアップ(エクスポート)をおこなった上で変更をおこなってください。
まずはWindowsマークキーとXキーを押して表示されたメニューから「ファイル名を指定して実行」を開きます。
「regedit」と入力して、レジストリエディタを開いてください。
レジストリエディタで「コンピューター\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows」をアドレスバーにコピペして開きます。
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