2019年02月14日更新
Macストレージの空き容量を増やす方法まとめ
Macを長く使っているとストレージの空き容量が不足しMacの動作が重たくなったり必要なデータが保存できなかったりします。Macのストレージの空き容量を増やすためにはどのような方法があるのでしょうか?これからストレージの空き容量を増やす方法を見ていきましょう。
目次
- 1Macのストレージとは?
- ・データを保存する容量のこと
- ・ストレージに空きがないと動作が重くなる
- 2Macのストレージ容量を確認する方法
- ・Appleマークから「このMacについて」を開く
- ・ストレージで容量を確認する
- 3Macのストレージ空き容量を増やす方法
- ・データを削除する
- ・データの整理・移動をする
- 4iTunes・写真データを外付けドライブに移動させる方法
- ・データを外部ドライブにコピーする
- ・コピーが終わったら元のデータを削除
- 5Macストレージの多くを占めるその他とは?
- ・iOS関連以外の形式ファイル
- ・削除していいものだけ削除する
- 6Macストレージのその他を安全に削除する方法
- ・削除してもいいデータを検索する
- ・iOSデバイスのバックアップファイルを削除する
- ・セーフブートで余計なキャッシュを削除する
- ・不要なファイルは削除・外付けHDDに移す
- 7MacOS Sierra以降ならストレージ最適化機能が使える
- ・普段使わないデータを自動で削除してくれる
- ・ゴミ箱を自動的に空にする
- ・合わせて読みたい!Macに関する記事一覧
Macのストレージとは?
Macを長く使い続けていると写真や動画、アプリなどデータファイルが増えていったりキャッシュが溜まって来たりして、Macのストレージを使っていき空き容量が無くなって来ます。
Macのストレージの空き容量が不足すると、動作が重くなったり新しくアプリがインストールできなかったりバックアップが取れなかったりします。このような場合はどうすれば良いのでしょうか?今回は具体的なMacの空き容量を増やす方法を紹介します。
データを保存する容量のこと
Macのストレージとは、Mac内にデータを保存する領域のことを指しています。昔はHDDが一般的でしたが、今はSSDとなっています。MacBookシリーズはスペックによって64GBや128GBなど、ストレージのサイズが少ないです。
このストレージのサイズが小さいとMacに保存できるデータも少なく、追加でデータを保存できなくなったりパフォーマンスに影響を与えたりします。
ストレージに空きがないと動作が重くなる
Macのストレージに空き容量が少なくなると、Macの動作が重くなりそのパフォーマンスに影響を与えます。
さらに新しくアプリをダウンロードできなかったり、iPhoneやiPadなどのデバイスのバックアップも取れなかったりととても不便です。Macを快適に使う為にもMacのストレージの空き容量はマメに確認しておきましょう。
Macのストレージ容量を確認する方法
ではMacのストレージの容量を確認する方法を紹介します。この方法でストレージの空き容量がどれくらいかをこまめに確認して、自分のMacの動作を快適に保っておくようにしましょう。
Appleマークから「このMacについて」を開く
まずAppleマークから「このMacについて」をクリックして開きましょう。
ストレージで容量を確認する
「ストレージ」タブをクリックすると、Macの今現在のストレージ使用状況が表示されます。空き容量と使っているストレージの内容の内訳が表示されますので確認してください。
Macのストレージの空き容量を増やす前に、まずこのストレージの内訳を知っておくとデータ削除などの作業が捗りますのでおすすめです。Macのストレージの使用状況を確認した上で、空き容量を増やす方法をチェックしてください。
Macのストレージ空き容量を増やす方法
ではMacのストレージの空き容量を増やす方法を見ていきましょう。これから紹介する順番にデータを削除したりデータの移動や整理をしたりすることで、人によっては100GB以上の空き容量を増やすことができる可能性があります。
データを削除する
Mac内のデータを削除していきましょう。まずはじめに削除するものとしては、写真や動画、自分で作成したドキュメントなどで不必要なものを削除していきます。
iPhoneで撮影した写真や動画をMacの「写真.app」で管理している場合、知らないうちに写真ライブラリのファイルサイズが肥大化していることもありますので確認して不必要であればどんどんゴミ箱に入れましょう。
ゴミ箱を空にする
削除したファイルがゴミ箱に溜まっていくとゴミ箱のサイズは大きくなっていきます。Macのストレージの空き容量を増やす方法として、定期的に「ゴミ箱を空にする」をクリックし削除することも大切です。
データを削除する場合は「ゴミ箱を空にする」までを実行するようにしましょう。
不要なアプリ・ソフトを削除する
Macにダウンロードしたアプリも大きなファイルサイズのものが多くあります。普段からあまり使用していないMacアプリやソフトがあれば、削除することをおすすめします。アプリを表示するには、「移動」タブから「アプリケーション」を選択しましょう。
このアプリケーションフォルダをクリックすると、Macにインストールした全てのアプリが表示されます。
アプリケーションのファイルをリスト表示にして「サイズ」をクリックすると、アプリの容量の大きい順番で並びます。この中で不要なアプリがあれば削除しましょう。
またMacで不要になったアプリを完全に削除できる「App Cleaner」というアプリもおすすめです。通常アプリを削除する時ゴミ箱に入れるだけでアンインストロールできますが、これだけだと関連ファイルはMacに残ったままとなります。
App Cleanerは自動的にアプリの関連ファイルも検出しまとめて削除できる上、無料アプリなので使ってみてもよいかもしれません。以下のリンクから無料でダウンロードできますので、興味がある方はおすすめします。
音楽や動画などの容量の大きいファイルを削除
Macのストレージ容量を圧迫する原因のひとつがiPhoneやデジカメで撮影した写真や動画、また音楽などのファイルです。
これらのファイルはドキュメントなどのテキストファイルに比べて圧倒的に容量が大きいので、選別せずにMacに保存していくとあっという間にストレージの空き容量がなくなってしまうでしょう。
そこでダウンロードしてきた音楽データや重たい動画ファイルなど記憶にあるファイルを選別して削除していきましょう。
Finderのメニューの「ファイル」から「検索」を開くとファイルの種類を選択でき絞り込めます。
例えば「ムービー」を検索しファイル一覧が表示されたら、サイズ順に並び替えることでサイズの大きなファイルからチェックすることがでます。不要なファイルを選別しどんどん削除していきましょう。
データの整理・移動をする
不要なデータや動画などの容量の大きなファイルを削除した後、Macに残しているデータを整理し外付けHDD移動させる作業を行いましょう。データを整理する作業もストレージの空き容量を増やすのにおすすめの方法です。
デスクトップを綺麗にする
Macのデスクトップにファイルをたくさん保存している人は多いでしょう。保存したファイルを見つけやすくするためにやってしまいがちですが、これはMacの動作が遅くなる原因の一つと言われています。
デスクトップもフォルダの一つとされていますので、ファイルの数が多くなればその分容量を食うことになります。さらにMacはファイルの中身をサムネイルアイコンとする機能もあり、一つ一つのメモリも大きいです。
ストレージの空き容量を増やすためにも、デスクトップに配置するアプリやファイルは整理整頓して最小限にし、必要以上にデスクトップをファイルで埋め尽くすのはやめましょう。
写真アプリのiCloud設定を最適化する
iCloud写真は写真アプリと連携して写真や動画をiCloudに安全に自動保存してくれ、自分の使うiPhone、iPad、Macなどから常に最新の写真や動画を閲覧できます。
この写真や動画は撮影した時のままの高解像度でiCloudに保管されますので、写真や動画はiCloudストレージを消費します。iCloudやデバイス、Mac本体の容量に十分空きがあれば好きなだけ保管できますが、そうでない場合はすぐに圧迫するでしょう。
そこでiCloud設定の「ストレージを最適化」を有効にすれば、ストレージを節約できます。まず写真アプリを開き、メニューバーの「写真」をクリックし「環境設定」を開きます。
環境設定を開き「iCloud」タブを表示してストレージ設定を選択します。iCloud写真の「Macストレージを最適化」を有効にすると、iCloud写真がライブラリのサイズを自動的に管理してくれます。
iCloudフォトライブラリを通じて同期された写真のオリジナルはMacにダウンロードせず、容量が十分ある場合のみ自動的にオリジナルが保存される仕組みとなっています。
データを外付けドライブに移動する
Mac内に保存しているファイルの中で、必要だけれどMacに常に置いておく意味のない写真や動画などのデータがあるでしょう。常に使う訳ではないデータは、必要な時にアクセスできれば十分です。
これらの必要な時だけアクセスできれば良いデータは、外付けHDDに移動させてMac本体のストレージ容量に空きを確保することをおすすめします。iTunesや写真、動画のデータを外付けHDDに移動させる方法を次に紹介します。
iTunes・写真データを外付けドライブに移動させる方法
Macのストレージ容量不足に悩まされている人は、そもそもiTunes全体のデータがMacの容量を圧迫している人も多いでしょう。
iTunes自体を自宅やオフィスにいる時しか起動せず、音楽や写真などはiPhoneで足りるので、iTunesのデータがMacに保管されている必要ない人もいるはずです。
特に膨大な音楽データや写真を保有している人は、データは残しておきたいものの常に全ライブラリの音楽を聴くわけではないし常に全写真が必要なわけではないのでMac内に全て保管せず外付けHDDを活用する方法はおすすめです。
データを外部ドライブにコピーする
Macのストレージ容量を圧迫するとMacの動作が重たくなりますので、容量が大きくなりがちな「iTunes」や「写真」アプリのデータは外付けHDDにコピーしてMac内のデータを削除し、Mac容量を確保しておくと良いでしょう。
これから「iTunes」や「写真」アプリのデータを外付けHDDにコピーする方法を紹介します。この外部ドライブは持ち運びができるものや固定の大きな容量のものなど様々ありますので、自分の使用環境に合わせて活用することをおすすめします。
iTunesデータをコピーする
iTunesのデータを外部ドライブにコピーしますが、まず外付けHDDを準備しましょう。外付けHDDの容量はiTunesデータが保存できるだけの容量が必要です。
「Macintosh HD」を開き、ユーザからユーザー名を選び、ミュージックの順に開きましょう。ミュージックを開き「iTunes」フォルダを表示しましょう。左メニューの「よく使う項目」にミュージックを登録している場合はミュージックをクリックします。
コピーの方法はiTunesフォルダをドラッグ・アンド・ドロップしてコピーが完了するのを待ちます。iTunesデータ容量によっては時間がかかりますので終わるのを待ちましょう。外付けHDDを開いて「iTunes」フォルダがあればコピー完了です。
コピー完了後に、iTunesフォルダがきちんとコピーされているかどうかを確認しましょう。ストレージ容量を増やすためにコピーしたにも関わらず、コピーがきちんとできていないとデータを復元したい時にできなくなりますので注意しましょう。
写真データをコピーする
最近はiPhoneで高画質の写真や動画を撮ることが多くなり、そのデータの大きさからMacストレージ容量を圧迫するようになりました。写真データもiTunesデータと同様に外付けHDDに移行してMacのストレージの空きを増やすのもおすすめです。
まずFinderを開き、「Macintosh HD」からユーザー名を選び、ピクチャの順に開きましょう。そして写真ライブラリを開きます。左メニューの「よく使う項目」に「ピクチャ」が登録されている場合はそこから開きましょう。
「写真Library.photoslibrary」という写真ライブラリを外付けHDDにドラッグ&ドロップしましょう。コピーが開始され、データが大きい場合は時間がかかる場合があります。外付けHDDの中に写真ライブラリがコピーできていれば完了です。
Mac内の写真ライブラリがきちんと外付けHDDに移動できているかどうかを確認しましょう。自分で作成した写真や動画は削除してしまうと復元は難しいのでしっかりと確認するようにしてください。
コピーが終わったら元のデータを削除
外付けHDDにiTunesフォルダ、写真データをコピーできた場合、MacのストレージからiTunesフォルダ、写真データを削除しても問題ありません。
iTunesフォルダ、写真データの削除の方法は、コピーする際にフォルダを確認した手順と同様に「Macintosh HD」からユーザ名を選びます。
ユーザ名からiTunesフォルダ、写真データを表示させてゴミ箱に入れるをクリックします。Macから完全に削除する場合はゴミ箱に入れた後、「ゴミ箱を空にする」をクリックして削除が完了し削除した分のデータの容量分ストレージに空きができているでしょう。
Macストレージの多くを占めるその他とは?
Macの動作が遅くなったり、アプリをダウンロードできなかったり、iPhoneなどのデバイスのバックアップが取れないなど様々な不具合が出る時、Macのストレージの容量不足であることが多いです。
ストレージの内訳をみてみると「写真」「アプリ」「バックアップ」などの他に「その他」というデータが多くを占めていることがわかるでしょう。この「その他」というファイルの中身は一体何を指すのでしょうか?
iOS関連以外の形式ファイル
Macの中の「その他」というファイルの中身は写真や音楽、ムービー、アプリ、などに該当しない、分類できない全てのデータが入っています。
例えば「.pdf」「.doc」「.psd」などのOSX既定ではないファイル形式や「.zip」「.dmg」「.iso」などの圧縮ファイルやディスクイメージ、連絡先やカレンダー、アプリやブラウザのプラグインなどのデータ、そしてキャッシュファイルも含まれます。
Macでの「その他」とはそもそもMacのOSで関連付けられていないファイル形式のことを指すのでかなり広範囲のファイルが該当します。片付けなければどんどん積み重なり大量のストレージを占拠するようになるのです。
削除していいものだけ削除する
Macのストレージ内の「その他」というファイルは、Macがデフォルトで扱っていないファイルですので削除するにあたっては削除して問題ないものを選別しなければなりません。
一般的に空き容量が十分にある場合は「その他」のファイルは扱わなくて良いと考えられています。動作が重くなったり、Macの容量に空きがなかったりする場合のみ「削除して良いもの」を削除しスペースを空けていきましょう。
Macにとって必要なファイルを削除してしまうことでMacが起動しなかったりOSXが正常に動かなくなったりしては大変です。これからMacの「その他」のファイルを安全に削除する方法を解説していきます。
Macストレージのその他を安全に削除する方法
Macストレージの「その他」に該当するファイルは主にMac OSXがデフォルトで扱わないものですので、そのファイルを削除すれば容量を圧迫している領域を減らすことができます。
ただこの「その他」のファイルは点在していて、アプリが利用していたりMacの使い方によって必要なデータファイルだったりするので、削除できないものもあります。
「その他」の項目は人によって違うので一概に「このファイルだ」と言えませんので、「その他」に該当するファイルを検索してみて削除しましょう。
削除してもいいデータを検索する
「その他」のファイルの中で、削除しても良いデータを検索します。まずFInderを開いて「ユーザ名」を選択しましょう。「その他」のファイルの大抵のファイルがこの中にあります。
そして、それぞれのファイルの容量を確認するためにメニューバーの「表示」から「表示オプションを表示」を選択します。
開いたタブの中の「サイズ」と「すべてのサイズを計算」にチェックを入れます。チェックを入れることでFInder上にファイルの容量を表示されますので、どのファイルが容量を食っているかを検索しましょう。
大きな容量のファイルを開いで中身をチェックして必要ないものや使っていないものを削除しましょう。触っても大丈夫な安全なファイルとはダウンロードファイルなどのシステム一時系ファイルや写真などの自分が作成したファイルを指します。
つまりこれらはMacのシステムにダメージを与えることはなく、最悪削除してしまっても自分が困るだけでMacが壊れたり起動しなくなったりすることはありません。
「その他」の項目とは人によって違いますし、必要なファイルか全く必要ないファイルかも人によって変わります。削除していいかどうか判断つかない場合は、無闇にファイルを削除しないようにしましょう。
iOSデバイスのバックアップファイルを削除する
iPhoneやiPadなどのバックアップファイルは、Macにはそれぞれデバイス別で保存されます。機種変更した場合、古いデバイスのバックアップを新しいデバイスに復元しますと、それ以降は古いデバイスのバックアップは必要ありません。
今後は新しいデバイスのバックアップのみを保存すればよいので、もし複数のiOSデバイスのバックアップがMacに残っている場合は今使っていないiOSデバイスのバックアップファイルを削除して空き容量を増やすことができます。
まずMacで「iTunes」を開きメニューバーから「iTunes」をクリックして環境設定を開きましょう。
「デバイス」タブを選択し、削除したいバックアップファイルを選びましょう。複数のバックアップファイルがある場合はカーソルをポインタの上におくと詳しい情報を確認することができます。削除したいファイルを選び「バックアップを削除」で削除できます。
また別の方法としては、Appleメニューから「このMacについて」を開き、ストレージから管理の項目をクリックしましょう。左のバーから「iOSファイル」を選択して、右の画面で削除したいデバイスのバックアップファイルを選びます。
削除したバックアップファイルを選択すると横に「X」アイコンが表示されますので、このアイコンをクリックすることでバックアップやアップデートファイルを削除することができます。
セーフブートで余計なキャッシュを削除する
Macの動作が重いと感じる時セーフブードすることで自動的に各種のキャッシュが削除され、Macのストレージに空き容量を作ることができます。セーフブートの方法は以下のように行います。
まずMacのシステムが終了している状態であることを確認して、電源ボタンを押しMacを起動します。起動音が聞こえた後すぐに「Shift」キーを長押しします。Appleアイコンが表示されログインウインドウが表示されたら、「Shift」キーから指を離します。
これでMacはセーフブート起動します。今まで紹介した方法と比べると大きな空き容量の確保にはなりませんが、Macはセーフブートすることで安全に余計なキャッシュを自動的に削除できるのでぜひやってみてください。
不要なファイルは削除・外付けHDDに移す
前述した方法で削除してもよいデータを検索しますが、iTunesや写真アプリのデータ等のように削除したくないけれどMac内に常に置いておく必要のないデータは外付けHDDに移動させます。また不要なファイルは削除して、Macの空き容量を確保しましょう。
不要ファイルの削除方法
Finderを開き「ダウンロード」のフォルダを開きます。ファイルをサイズの大きい順番に並べ替えるために「サイズ」をクリックすると、サイズの大きな順番に並びます。
順番にファイルを確認して、使っていないファイルや日付を見て不必要なファイルと判断できれば全て削除します。ダウンロードした映画や動画など、視聴済みのものも削除すると良いでしょう。再度視聴したい時は、iTunesから再度ダウンロードしましょう。
また自分が作成した書類や動画、写真などのファイルを削除する場合、削除する前に必ずバックアップをとっておきましょう。バックアップは、前述したように外付けHDDにファイルを移動しておくだけで保管可能です。
自分が作成した写真や動画、書類などは一度削除してしまうと取り戻すことはできません。今は必要ない場合でも必ずバックアップをとっておくことをおすすめします。
そしてこれらのファイルを削除する時も「ダウンロード」フォルダと同様に該当フォルダを開き、サイズ順に並べ替え不必要なファイルを削除しましょう。
MacOS Sierra以降ならストレージ最適化機能が使える
MacOS Sierra以降、「ストレージを最適化」という機能が搭載されています。この「Opetimized Storage」という機能を利用し、コンテンツをiCloudに保存することでMacの空き容量を増やすことができます。
Macの容量不足の場合、あまり使われていない写真や動画、メールの添付ファイルなどが自動的にiCloudに保存され、Macに残っているファイルのアイコンをタップするとiCloudからダウンロードされる仕組みです。
また新しいツールとして、サイズの大きなファイルや不要なファイルを簡単に探して削除できるようになりました。これからそれぞれの機能について紹介します。
普段使わないデータを自動で削除してくれる
まず「Appleメニュー」から「このMacについて」をクリックします。そしてストレージタブをクリックし、「管理」という項目をクリックしましょう。管理を開くと、ストレージを最適に使うための方法が表示されます。
「最適化」ボタンをクリックします。すると「視聴済みのiTunesムービーとテレビ番組を自動的に削除」と出るのでクリックします。
これはMacのストレージ容量が必要になると、すでに見終わったiTunesのムービーとテレビ番組が自動的にMacから削除されるようになります。これはムービー又はテレビ番組の横にあるダウンロードアイコンをクリックすると再びダウンロードできます。
MacOS Sierra以降ではストレージ容量を節約するために色々な処理が自動的に行われます。Safariで重複ダウンロードを検知して、最新バージョンのダウンロードファイルだけを維持したり、使用済みのAppインストーラを削除するように知らせたりします。
また使われていない古いフォントや言語、辞書を自動的に削除します。さらにストレージ容量が不足した場合、キャッシュや履歴、その他の不要なデータも自動的に消去されます。
ゴミ箱を自動的に空にする
「ゴミ箱を自動的に空にする」をオンにすると、ゴミ箱入れて30日後にファイルは自動的に削除され容量を確保することができます。ゴミ箱に入れて「空にする」ことをついつい怠りがちな人はこの機能を使うことをおすすめします。