iPhoneの画面割れ修理はドコモと修理店のどっちがお得?料金は?
今やiPhoneはドコモを始めとしたキャリアでも購入できる機種で、持っている方も多いと思います。そんなiPhoneにつきものなのが画面割れです。iPhoneが画面割れになってしまった場合どうすればいいのか、ドコモと修理店とを比較しながらその料金を見ていきます。
目次
- 1iPhoneの画面割れを修理する方法〜ドコモ〜
- ・ケータイ補償サービス for iPhone & iPadを使う
- ・修理費用
- ・修理内容
- 2iPhoneの画面割れを修理する方法〜dカード〜
- ・dカードケータイ補償を使う
- ・修理費用
- ・修理内容
- 3iPhoneの画面割れを修理する方法〜Apple〜
- ・修理料金
- ・修理内容
- 4iPhoneの画面割れを修理する方法〜修理店〜
- ・修理料金
- ・修理内容
- 5ドコモのサービス利用とdカードはどっちがお得?
- ・dカードケータイ補償とドコモの補償内容の比較
- ・料金の差額
- ・修理にかかる期間
- 6ドコモのサービス利用とAppleはどっちがお得?
- ・Apple Care+とドコモの補償内容の比較
- ・料金の差額
- ・修理にかかる期間
- 7ドコモのサービス利用と修理店はどっちがお得?
- ・料金の差額
- ・修理にかかる期間
- ・合わせて読みたい!iPhoneに関する記事一覧
iPhoneの画面割れを修理する方法〜ドコモ〜
iPhoneに限らず、画面割れをしてしまった場合、ショックの大きい方が多いかと思います。
基本的に画面が割れるとタッチパネルが利用できなくなる場合があり、仮にタッチパネルが利用できたとしても怪我をする恐れもあるため、画面割れの程度によりますが修理に出すことを検討する方も多いのではないでしょうか。
そんな方向けに、iPhoneの画面割れを修理する方法について説明していきたいと思います。今回はドコモユーザの方向けの説明になりますので、ドコモユーザーでない方は参考程度に見ていただければと思います。
さて、まずドコモユーザーの方であれ何であれ、修理するのであればその修理期間、修理にかかる料金(費用)のお得度など重視するものは人それぞれ異なるかと思います。
iPhoneの画面割れの修理方法には4つ種類があります。まずはドコモを利用した修理方法です。
ケータイ補償サービス for iPhone & iPadを使う
ドコモには、ケータイ補償サービスというものがあります。iPhoneやiPadの場合は、「ケータイ補償サービス for iPhone & iPad」というものです。このケータイ補償サービスは、水漏れ・破損・紛失などのトラブルを補償してくれるサービスになります。
ケータイ補償サービスは、月々の料金を支払うことにより端末が故障した際に受けることができるサービスです。このケータイ補償サービス、対応している補償範囲は水濡れ・全損・紛失・盗難・破損・故障・購入から1年超の自然故障になります。
購入後1年以内の自然故障はメーカー保証になりますのでここに含まれていません。また、ケータイ補償サービス利用は1年に2回しか利用することはできませんので、故障してばかりという人は扱い方の問題もあるかと思います、その場合は注意してください。
修理費用
さて、ケータイ補償サービスを利用した場合の修理費用ですが、機種によって料金は異なります。(2019年4月現在)
対応機種 | サービス利用料金 |
---|---|
下記の機種より最新機種のもの | 11,000円 |
iPhone SE、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 5s、iPhone 5c | 7,500円 |
なお、ケータイ補償サービスではデータ復旧代金の割引もしており、2019年4月現在1,000円で利用できます。
修理内容
さて、ドコモのケータイ補償サービスを利用した場合の修理内容の特徴ですが、実はケータイ補償サービスを利用した場合、iPhoneは修理されるというよりも別の正常なもの――リフレッシュ品に交換する、という流れになります。
画面割れの修理
ドコモのケータイ補償サービスの修理内容については上記で述べた通りですので、画面が割れた場合の修理も行われるわけではなく、リフレッシュ品と交換で破損した機種はドコモへ寄付することになります。
あくまで「ケータイ補償サービス」ですので、修理サービスというわけではないのです。これがAndroidスマホの場合は修理という形になりますので、自分が使っていたものが戻ってくる可能性は非常に高いのですが、iPhoneの場合それが難しいです。
もともとドコモヘスマホを修理に出す場合はバックアップが必要(個人情報保護のため修理時に初期化してしまうため)なのですが、iPhoneの場合はなおさらバックアップが必要になります。
自宅でドコモケータイ補償サービスの利用を申請してから、BluetoothマウスやUSBを利用してバックアップを取る作業を行ってください。
リフレッシュ品と交換
ドコモのサイトから補償の申し込みをすれば、ケータイ補償お届けサービスセンターからiPhoneのリフレッシュ品のiPhoneが届きます。そのリフレッシュ品の受け取りをしてから、旧iPhone(破損したiPhone)をドコモヘ送ります。
このリフレッシュ品というのは完全なる新品ではありません。過去に故障で回収した端末を修理した上で、外装・電池を新品に替え、品質に問題ないかテストをし、新品同様に初期化した端末になります。言ってしまえば中古品ということになります。
そのため、それが嫌と言う方はリフレッシュ品の利用よりも機種変更を選択する方もいますし、ここから先で記載する修理店を利用するという人もいるかと思います。
なお、リフレッシュ品自体は初期化してありますので利用に何ら問題ありません。私もAndroidスマホの方ででリフレッシュ品を利用したことがありますが、何の問題なく利用できました。
外装も電池も新品になっていますので、リフレッシュ品を利用していて気になるということはそうそうないでしょう。
ただし、機種によってはリフレッシュ品で同一機種を用意できないこともあるようです。また、その場合はリフレッシュ品として届いた機種に応じた月額料金の契約サービスになることもありますので、その点を理解しておいてください。
iPhoneの画面割れを修理する方法〜dカード〜
iPhoneの画面割れを修理したい場合、ケータイ補償サービスには入っていないけれどdカードを紐づけしている、という人はdカードケータイ補償を利用できる可能性があります。
dカードケータイ補償を使う
じつは、dカードにはdカードケータイ補償というものがあります。通常のdカードであれば端末購入から1年以内、dカードGOLDに加入していれば3年以内の場合(ただし1回のみ)に利用できるのが特徴のサービスです。
サービス利用料金というのはありませんが、iPhone端末でこのサービス利用をしようとした場合、少々手間がかかります。
修理費用
dカード補償サービスの特徴としてあるのは、サービス利用による修理費用、という概念ではありません。修理ではなく買い替え費用の補てん、という形になります。
通常のdカード(年1回以上利用で年会費無料)契約者の場合、新端末の購入金額又は頭金および事務手数料のうち、最大10,000円を補てんしてくれます。
dカードGOLD(利用回数に関わらず要年会費)契約者の場合、新端末の購入金額又は頭金および事務手数料のうち、最大100,000円を補てんしてくれます。
つまるところ、サービス利用にかかる費用は『端末購入代金-補てん代金』ということになります。iPhone端末の金額自体は結構大きいですので、これを利用するかどうかは迷うところでしょう。
dカードGOLDはその他にも特徴的なサービスがあり、dカード補償サービスはそのカードに契約すれば自動的についてくる保険のようなものですので、その特徴も加味して利用の有無を選択するのもありかもしれません。
修理内容
修理内容というより修理の手続きになりますが、iPhoneの画面割れなどでdカード補償サービスを利用する前に、まずAppleストアやAppleの正規プロバイダ(iPhoneの修理ができる正規修理店)に連絡し、修理可能かどうかを確認する必要があります。
後述していますがApple Care+に加入している場合や標準の保証が適用された場合はdカード補償サービス利用はできません。
それらを経てもなお修理不可、とされた場合にdカード補償サービス利用ができるようになります。dカード補償サービスはどちらかというと最後の手段的な意味合いが強いものになりますね。
iPhoneの画面割れを修理する方法〜Apple〜
iPhoneはApple社が開発したスマートフォンです。ドコモを経ずとも、Appleの方へ修理依頼することも可能ですので、
修理料金
Apple社での修理の特徴は、自分でApple Store直営店もしくはApple正規サービスプロバイダへ直接持ち込む「持ち込み修理」と、Apple指定の配送業者に集荷に来てもらい、Appleリペアセンターへ配送して修理する「配送修理」があります。
どちらも修理料金そのものに変化はありません。ただし、Apple Care+に加入しているかどうかで料金が変わってきます。
Apple Care+とは
iPhoneには、製品購入後1年間の製品保証と90日間の無償サポートが付随しています。それだけで十分、という方はもちろんそれでもかまいませんが、それでは不安、という方はApple Care+ for iPhoneに加入することもできます。
このApple Care+は、保証とサポートが購入日から2年間に延長され、修理料金も加入している場合よりも割安になります。
また、Appleに問い合わせる場合も、Appleの専任の人とチャットや電話で優先的に利用させてもらえるため、不安がある場合は加入しておくと便利なサービスです。
Apple Care+に加入している場合
さて、Apple Care+に加入している場合の画面割れの場合の修理費用ですが、Apple Care+に加入している場合、一律で3,400円(2019年4月現在)です。
料金比較は次の項目でApple Care+に加入していない場合の表を作成してありますので、参考にしてください。
Apple Care+に加入していない場合
Apple Care+に加入している場合と違い、Apple Care+に加入していない場合は修理費用も大きく異なってきます。機種によって高い安いもあるうえ、保証期間は1年間のみです。
画面割れの場合の修理費用ですが、一覧表にしてみました。
機種 | 料金 |
---|---|
iPhone XS Max | 37,400円 |
iPhone XS | 31,800円 |
iPhone XR | 22,400円 |
iPhone X | 31,800円 |
iPhone 8 Plus、iPhone 7 Plus | 19,400円 |
iPhone 8、iPhone 7 | 16,800円 |
iPhone 6s Plus | 19,400円 |
iPhone 6s | 16,800円 |
iPhone 6 Plus | 16,800円 |
iPhone 6 | 14,800円 |
iPhone SE、iPhone 5s、iPhone 5C | 14,800円 |
修理内容
なお、Appleでの修理内容は下記の三つに分類されます。
- 画面の修理
- バッテリー交換
- その他の修理(ホームボタンの破損、水濡れなど)
iPhoneの画面割れを修理する方法〜修理店〜
さて、わざわざキャリアであったりAppleの正規店であったりで修理すると費用が割高になるから非正規の修理店を利用したい、という人も多いかと思います。
修理内容にもよりますが、最短で数十分ほどあれば修理でき、費用も安く済みます。店舗数も多く、すぐにどうにかしたい人にも魅力的なのではないかと思います。店舗ごとに特徴や料金も異なりますので、修理店を利用したい方は目移りするかもしれませんね。
では、修理店でiPhoneの画面割れを修理する場合は修理費用などはどうなるのでしょうか?
修理料金
画面割れの場合の各修理店での修理費用ですが、大体下記のような費用となります。もちろん修理店によって金額が異なりますし、同じ修理店でも店舗が違えば費用も異なりますので注意してください。
下記はダイワンテレコムのものを参考にしています。
機種 | 料金 |
---|---|
iPhone XS Max | 49,000円 |
iPhone XS | 39,800円 |
iPhone XR | 32,800円 |
iPhone X | 21,800円 |
iPhone 8 Plus | 8,900円 |
iPhone 8 | 7,900円 |
iPhone 7 Plus | 6,900円 |
iPhone 7 | 5,600円 |
iPhone 6s Plus | 6,300円 |
iPhone 6s | 4,800円 |
iPhone 6 Plus | 4,800円 |
iPhone 6 | 3,600円 |
iPhone SE | 4,300円 |
iPhone 5s | 4,300円 |
iPhone 5C | 4,300円 |
iPhone 5 | 4,300円 |
iPhone 4s | 7,800円 |
iPhone 4 | 7,800円 |
全体的にキャリアや正規の店舗で利用するより安くなる可能性が高いのが特徴的であることが分かります。
修理内容
さて、非正規の修理店で修理を行う場合の修理内容ですが、これもまた修理店によって範囲は異なります。
画面割れでも「ガラスのみが割れた」のか「液晶も割れた」のかで料金が違ってくることもあるようですし、バッテリーの交換、データの復元、水没修理、スピーカーの故障など、範囲も多岐にわたります。
修理の内容に応じて料金も異なりますので、費用を抑えたい人にはとてもうれしいものかもしれません。
非正規の修理店利用時の注意点
非正規の修理店で一度でも修理したことがある、もしくは自分で修理したことがある場合、その端末で各キャリア、Appleでのサポートは受けることができなくなります。
そのうえ、非正規の修理店で交換する部品は純正のものではない可能性が高いため、Appleストアに持ち込んだとしても保証対象外になり、逆に修理費用が高くつく、機種の買い替えを進められるなどということにもなりえます。
目先の費用の安さを選ぶか、長期的な保証を選ぶかは個人の自由ですので非正規の修理店を利用しないで下さいとは言いませんが、上記の注意点を心に留め置いたうえでどうするか決めていただければと思います。
ドコモのサービス利用とdカードはどっちがお得?
ここからは、これまでに紹介してきた修理方法の比較を行っていきたいと思います。まずはドコモのサービス利用(ケータイ補償サービス)とdカード補償サービスの比較になります。
dカードケータイ補償とドコモの補償内容の比較
dカードケータイ補償利用時は「買い替え時の料金の補てん」、ドコモのケータイ補償サービス利用時は「リフレッシュ品への交換費用」となります。
dカードケータイ補償はdカード GOLD利用時のものも比較してみたいと思います。それぞれiPhone Xの場合の例です。
項目 | ドコモケータイ 補償サービス for iPhone&iPad |
dカードケータイ補償 (dカード) |
dカードケータイ補償 (dカードGOLD) |
---|---|---|---|
料金 | 月々750円 (年間9,000円) |
無料 | 年会費10,000円 |
加入制限 | 端末購入後14日以内 | なし | |
補償期間 | 契約期間 | 購入後1年 | 購入後3年 |
利用制限 | 1年に2回まで | 1回のみ | |
補償範囲 | 損傷、紛失、盗難 | 損傷、紛失、盗難 | |
補償方法 | リフレッシュ品との交換 | 新端末の購入 | |
負担金額 | 11,000円 | ※10,000円補償 | ※100,000円補償 |
※の部分は、負担金額は新端末代金と事務手数料の合計から補償金額を差し引いたものになります。
料金の差額
料金の差額ですが、dカード補償サービスのうち通常カードはドコモケータイ補償サービスに加入していれば何ら問題ないですので、そちらについては横に置いておいて、比較対象をドコモケータイ補償サービスとdカード補償サービス(dカードGOLD)で比較したいと思います。
これに関しては、dカードGOLDのdカードケータイ補償を利用した場合に購入した端末の金額にもよりますが、事務手数料などなどが総合計3,000円だとして、新規端末代金が97,000円だった場合、実質的に支払う金額は0円になります。
ドコモケータイ補償サービスの場合、リフレッシュ品に交換する場合は否が応でも料金を支払うことになりますので、少なくとも端末代金が100,000円以内であればdカードケータイ補償(dカードGOLD)を利用したほうが安く済むことになりますね。
dカードGOLDの場合の保証期間は3年で、2年ごとに買い替えるのであれば十分な補償期間と言えるでしょう。
dカードGOLDは年会費が10,000円必要になります(2019年4月現在)。ドコモケータイ補償サービスは月々750円(年間9,000円)支払うことになりますので、iPhone端末を何年スパンで交換するのかでお得になるかどうかは変化するでしょう。
差額に関しては比較対象が広いため分かりづらいのですが、一応ざっくりとした金額で行ってみましょう。
新しいiPhoneの金額が100,000円だったとして、事務手数料が2,000円だとしましょう。ドコモケータイ補償サービスは何をどうしても11,000円支払うことになります。
対し、dカードGOLDでのdカードケータイ補償を利用した場合、102,000円支払い、100,000円補償されるため、実質自分で支払う金額は2,000円ということになります。
そうなると、差額は9,000円になりますね。逆に100,000円保証内で終わった場合、11,000円すべてが差額となる可能性も高いのが事実です。
年会費の差額がほとんどないことを考えると、dカードGOLDの方がお得に感じられるかもしれません。
iPhone端末を3年以上利用する予定であればドコモケータイ補償サービス、2~3年スパンで買い替える予定があるのであればdカードGOLDを利用するというのがお得かもしれません。
なお、dカードGOLDにはdポイントが10%還元という、上記以外の利点もありますので、それらの特典も踏まえて比較するというのもいいかもしれませんね。
修理にかかる期間
修理というより交換期間、といった方がいいでしょうか。ドコモケータイ補償サービスの場合、交換電話機もといリフレッシュ品が届くまでに1~2日(地域によってはそれよりもう少しかかることも)かかります。
ネットでの処理で完結します(ショップでの対応も可能)ので、自宅に居ながら行えます。dカードケータイ補償だと、新しい機器を購入することになりますのである意味即日と言ってもいいでしょう。
ただし、店舗に赴かなければなりませんのでその手間が必要ではあるといえます。
ドコモのサービス利用とAppleはどっちがお得?
今度はドコモケータイ補償サービスとApple Care+です。いずれも修理代金もしくはリフレッシュ品との交換代金との比較を行っていきましょう。
Apple Care+とドコモの補償内容の比較
Apple Care+とドコモケータイ補償サービスの内容の比較は下記のとおりです。iPhone Xの場合のもので表示しています。
項目 | ドコモケータイ 補償サービス for iPhone&iPad |
Apple Care+ for iPhone |
---|---|---|
料金 | 月々750円 (年間9,000円) |
月々950円(24か月) もしくは 一括22,800円 |
加入制限 | 端末購入後14日以内 | ドコモ:購入と同時のみ Apple:購入から30日以内 |
補償期間 | 契約期間 | 2年 |
利用制限 | 1年に2回まで | 2年で2回まで |
補償範囲 | 損傷、紛失、盗難 | 損傷、バッテリー交換、 電話サポート |
補償方法 | リフレッシュ品との交換 | 修理もしくは交換を 特別価格にてサポート |
負担金額 | 11,000円 | 画面損傷:3,400円 その他損傷:11,800円 バッテリー交換:無償 |
Apple Care+のその他損傷とは、ホームボタン、液体による損傷、アクセサリなど、その他の問題での修理になります。水没などの場合の修理がこちらになりますね。
料金の差額
修理内容にもよりますが、画面割れの場合のみを想定した場合、Apple Care+だけでもよさそう、と思う方もいるかもしれません。
しかし、画面割れの場合の差額の3,400円分Apple Care+の方がお得であるのに対し、Sの他の修理の場合差額の800円分ドコモケータイ補償サービスの方がお得という結果を見る以上、画面割れ以外のことを考えると悩ましいのも事実です。
Apple Care+の保証期間は購入から2年です。ですので、同じ端末を2年以上利用するのであれば、ドコモケータイ補償サービスを、2年で買い替える予定のある人はApple Care+の方の加入でよいのではないでしょうか。
修理にかかる期間
修理にかかる期間ですが、Apple Store直営店もしくはApple正規サービスプロバイダの場合、修理内容によっては同日修理に対応しているところもあります。持ち込みの場合はそれこそ即日でできる可能性がある、ということでしょう。
配送修理を利用した場合10営業日以上かかるようです。前述したとおりドコモケータイ補償サービスの場合は1~2程度で交換電話機もといリフレッシュ品が届きます。
ドコモのサービス利用と修理店はどっちがお得?
問題はドコモのサービスを利用した場合と修理店とどちらがお得かということですね。比較対象が幅広いですので、先ほど比較した会社のもので比較してみましょう。
料金の差額
種類があまりにも多いので、料金の比較のみをしてみましょう。今回もiPhone Xの場合になります。新宿本店さんのものを参考にしていますので、ほかの店舗だとここと比べて高い安いがあると思います。
項目 | ドコモケータイ補償サービス | ダイワンテレコム |
利用料金 | 月額750円 | 特になし |
修理代金等 | リフレッシュ品との交換代金 11,000円 |
画面割れ:21,800円 液晶不良:29,800円 バッテリー:8,800円 水没:9,800円 データ復旧:42,800円 リンゴループ:9,800円 |
補償期間 | 契約期間中 | 特になし |
修理内容によりますが、明らかに差額が大きいことが分かりますね。ただ、月額料金を払ったうえでのそれ、と考えるとドコモケータイ補償サービスの方が高いかな、という印象を持つ方も多いと思います。
月々の料金のことも含めて考えれば、それプラス11,000円支払ってリフレッシュ品を手に入れるとなった場合、画面割れの時の代金との差額がほとんどなくなる可能性があります。
修理にかかる期間
修理にかかる期間も、ドコモケータイ補償サービスは交換電話機もといリフレッシュ品が届くまで1~2日ほど要します。
修理店に頼んだ場合、基本的にはその日のうちに修理が終わるため、即日での修理、郵送で修理を行った場合でも次の日には届くようです。基本的な差はほとんどないようですね。
いかがでしたか? ドコモケータイ補償サービスの特徴、dカード補償サービスの特徴、Apple Care+の特徴、非正規の修理店の特徴とそれぞれ見てきましたが、お得な要素もその特徴の種類も異なります。
どれを選択するかはその端末を何年利用するつもりかというのも影響してきますので、ご自分のiPhoneの利用スパンを鑑みたうえでどれを利用するか考えてみるといいと思います。