2020年03月20日更新
【メルペイ】後払いの上限金額/残枠を引き上げる方法!
キャッシュレス決済のひとつであるメルペイ、そのサービスのひとつである「メルペイあと払い」の利用上限を引き上げる方法、後払いの設定方法、利用上限と残枠の違い、残枠の引き上げ方法をご紹介します。メルペイあと払いの注意点や後払い設定方法も併せて紹介します。
目次
メルペイ後払いとは
株式会社メルペイが提供している、フリマアプリのメルカリを利用したスマホ決済サービスである「メルペイ」の後払いサービスです。
通常のメルペイの支払い方法ではお金をあらかじめチャージしておく必要がありますが、あと払いであれば使いたいときにチャージの残高が足りずに慌ててチャージというようなこともありません。
ただし利用するには一定の条件と、利用可能な金額には上限が設定されています。あと払いはとても便利なサービスですが、上限が低すぎると不便です。
この記事ではあと払いとはどういうサービスなのか、上限金額を引き上げるにはどうすればいいのかご紹介します。
利用代金を翌月にまとめて後払いするサービス
あと払いで利用した分の清算は翌月になります。清算方法には、「残高払い」「コンビニ/ATM払い」「口座振替」の3種類が用意されています。
そのうち残高払いのみ手数料がかからないので、よりお得に利用したい方は残高払いがお勧めです。チャージは1000円からですが、1000円以上であれば1円単位でチャージすることも可能です。
コンビニATM払いや口座振替では手数料300円がかかりますが、この手数料はあと払いの利用件数に関わらず、一定で300円です。
18歳未満は利用できない
メルペイあと払いは18歳未満の方の利用は出来ません。あと払いではなくチャージしての利用であれば、18歳未満でも保護者の同意があれば可能です。
手持ちがなくても支払えるクレジットカードのようなシステムですので、18歳未満が利用できる方法はありません。
未成年の場合は保護者の同意が必要
未成年でも18歳以上であれば利用は出来ますが、メルペイ利用規約に未成年者は保護者の同意を得るよう記載があります。未成年者の場合はメルペイから確認の連絡が来ることがあるようですので、もし連絡が来た場合はメルペイ運営の指示に従ってください。
メルペイあと払いの設定方法
メルペイを利用開始すると最初の設定は残高払いになっています。あと払いを利用するにはメルペイのトップ画面で支払い方法を変更する必要がありますので、設定手順を紹介します。
まずはトップ画面上部の「支払い方法を変更」をタップします。
メルペイ残高とメルペイあと払いが選べるので、「メルペイあと払い」を選択します。
トップに「メルペイあと払い残枠」が表示されたら設定完了です。
メルペイ後払い上限金額
ここからはメルペイあと払いの上限金額について、詳しくご紹介していきます。
上限金額は最低100円から最大5万円まで
上限金額は最低100円から最大5万円まであり、あと払い上限が高く使い過ぎが心配な人はメルペイ設定から自分で利用上限金額の設定が可能になっています。
ユーザーによって上限金額は違う
選べる上限金額はユーザーによって異なります。1000円までしか選べない人もいれば、1万円までだったり5万円まで選べる人もいます。
中には10万円や20万円まで選べるという声もあります。メルペイ公式から最大何円まで引き上げられるのかという正式発表は無いため、正確な最大上限は不明です。
ユーザーの取引状況で運営が判断する
上限金額はメルペイがユーザーごとに設定しており、ユーザーのメルカリでの取引状況とメルペイでの取引状況の両方によって判断されています。メルペイ運営からの信用が厚いユーザーであればあるほど高く設定されています。
メルペイあと払いの上限金額設定方法
メルペイから与えられている上限金額の中で、自分の好きな上限金額へ変更する手順をご紹介します。上限が高すぎて心配という場合や、上限金額が引き上げられたあとに高く設定し直す場合、いずれも自分で設定する必要があります。
メルペイ画面の一番下までスクロールすると、「メルペイ設定」というのがあるのでタップします。
設定が開いたら上から2つ目の「あと払い利用上限金額」をタップします。
人によって異なりますが、選べる上限が一覧となって出てくるので希望の金額を選択し、設定完了です。メルペイ設定以外にも、お知らせであと払い上限引き上げの通知が来たらそこから設定画面へ移ることも出来ます。
メルペイ後払い上限金額/残枠を引き上げる方法
あと払いの上限金額と残枠は似ているようで異なる意味を持ちます。それぞれの引き上げ方法をご紹介します。
上限金額/残枠を引き上げる方法
まずは残枠の引き上げ方法のご紹介です。利用した分の清算、上限金額の引き上げの2つの方法があります。残枠というのは上限が5万円だった場合残りいくら使えるというもので、上限5万円の状態で1万円利用すれば残枠4万円ということになります。
「今月はほとんど使ってないのにもう枠がなくて使えない」という場合には、先月分の清算が済んでおらず残枠が足りていないという可能性があります。そういった場合には、清算が済めばすぐに解消されます。
トップページで残枠が確認出来ます。画像では一切あと払いが使われていない状態で残枠は全て残っています。後払いが使われて残枠が減っていると、表示金額とともに青いメーターが減ります。
次に、上限金額の引き上げ方法のご紹介です。大きく分けて2つの方法がありますが、こちらについては残枠とは違い、自分が設定するのではなく運営に独自のタイミングで設定されるため、正確には上げられやすくなるための方法のご紹介です。
メルカリでの売買を増やす
メルペイは、フリマアプリであるメルカリから派生したサービスです。大元のメルカリで信用を得ることが出来れば、同時にメルペイからの信用も得られます。少額の売買でも問題ないので、メルカリでの取引を重ねていくと上限も引き上げられやすくなります。
ただしメルカリでの売買で問題を起こしてしまうと信用は得られませんので、メルカリの利用ガイドをよく読み、支払い期限や発送期限はしっかり守ってください。問題の無い取引を重ねることが重要です。
また、メルペイを導入する前のメルカリでの取引状況も関係しており、すでに信用を得ているユーザーは最初から万単位の上限であることもあります。
実店舗でメルペイ払いを利用する
メルペイの利用を重ねることでも上限は上がります。あと払いの上限があまりに低い場合は、まずは残高払いで利用を重ねて信用を得る必要があります。
あと払いの上限が引き上げられると
信用度が上がり、あと払いの上限が引き上げられると運営からお知らせが来ます。このお知らせをタップするとそのまま設定画面へと画面が移動しますので、そこから設定することが出来ます。
メルペイ後払いの注意点
便利なメルペイあと払いですが、いくつか注意点があります。破ると致命的なダメージになってしまうほど大事なことばかりですので、必ずチェックしてください。
後払いの支払いは遅延厳禁
翌月に待っているあと払いの清算は遅延厳禁です。手動の場合は忘れないうちに早々に清算を、引き落としの場合は残高のチェックをしておく必要があります。
信用に影響を与えることになり上限を低く固定される
せっかく上限が高く設定されていても、清算の遅延があると運営からの信用に傷がつき上限を下げられてしまう可能性が高くなります。上限を上げたい場合にも致命的で、清算が遅れてしまうと他で取引を重ねてもなかなか上がらなくなってしまいます。
最悪の場合は利用停止もある
最悪の場合は利用停止になることもあります。利用停止になった場合、今後一切メルペイの利用が出来なくなります。この基準も明確にはされていませんが、支払いが遅延してしまったあとの運営からの支払い催促に応じないと利用停止の可能性が高くなります。