2019年04月08日更新
iPhone/iPadの空き容量(ストレージ使用状況)の確認方法
iPhoneやiPadの容量を気にしたことはありますか?ストレージの使用状況をこまめに確認しておかないと、肝心なときに容量不足になってしまいます。そこで、今記事ではiPhone/iPadストレージの確認方法と解消法についてご紹介します。
目次
iPhone/iPadの空き容量を確認する方法〜設定アプリ〜
iPhoneやiPadを使っていて、本体のストレージの使用状況や空き容量を気にしたことはありませんか?iPhoneやiPadで写真を撮ったりアプリをインストールしているとストレージの空き容量が足りなくなることがあります。
ストレージの空き容量が少なくなると、新たにアプリをインストールしようとした時、ストレージの空き容量が不足していてインストールできないこともあります。そうならないためにも、定期的にストレージの使用状況を管理しておく必要があります。
今記事では、iPhoneやiPadの空き容量(ストレージ使用状況)の確認方法や解消法についてご紹介します。まずは、ストレージの空き容量と使用状況の確認方法から解説していきます。
設定アプリで端末の空き容量を確認する手順
まずは、iPhoneやiPadのストレージの空き容量を確認していきます。たくさんのアプリをインストールしていなくても、iPhoneやiPadは使い続けることでキャッシュなどのデータがどんどん溜まっていきます。
また、写真や動画をたくさん撮ったり、ミュージックをたくさん入れていると、さらにストレージの空き容量が少なくなっていきます。ここでは、設定アプリで端末の空き容量を確認する手順を解説していきます。
一般から使用状況を開く
iPhoneやiPadで空き容量を確認するには、まず「設定アプリ」を起動させます。
設定アプリを起動させたら、次に「一般」を選択してタップします。
ストレージを管理をタップ
一般を開いて少し下の方にスクロールすると、「iPhoneストレージ」という項目があるのでタップします。
一般の「iPhoneストレージ」を開くと、端末の空き容量や使用状況を確認することができます。
iPhone/iPadの空き容量を確認する方法〜iTunes〜
設定アプリを使ったストレージの空き容量の確認方法について解説しましたが、PCでもiPhoneやiPadのストレージの空き容量を確認する方法があります。
それがiTunesを使った確認方法です。PCのiTunesにiPhoneやiPadを接続している状態なら、PCの画面上でストレージの空き容量を確認することができます。
iTunesで端末の空き容量を確認する手順
ここでは、パソコンのiTunesを使ってiPhoneやiPadの空き容量を確認する方法について解説していきます。
PCにiTunesをインストールする
PCでiPhoneやiPadの空き容量を確認するには、まずPCにiTunesがインストールされている必要があります。MacのPCをお使いの方は、最初からiTunesがインストールされているので大丈夫です。
WindowsのPCのお使いの方でiTunesをインストールしていない場合は、PCにiTunesをインストールしておきましょう。
PCと端末をUSBケーブルで接続する
PCにiTunesをインストールしたら、まずiTunesを起動してください。iTunesを起動後、PCと端末をUSBケーブルで接続します。
iTunesでの操作手順
PCと端末をUSBケーブルで接続すると、iTunesの画面上に接続した端末のアイコンが表示されます。表示された端末のアイコンをクリックします。
端末のアイコンをクリックしたら、iTunesの画面下部で、接続されている端末の空き容量や使用状況が確認できます。
iPhone/iPadの空き容量を増やす方法〜書類とデータ〜
上記の方法でiPhoneやiPadのストレージの空き容量や使用状況を確認できましたか?容量の内訳を確認してみると、「書類とデータ」がたくさんの容量を占めていると思います。アプリのデータやファイルは、「書類とデータ」という項目に保存されます。
この「書類とデータ」の容量を管理することで、iPhoneやiPadの容量を増やすことができます。ここでは、「書類とデータ」の容量を削除して、iPhoneやiPadの空き容量を増やす方法について解説していきます。
アプリの削除を行う
使っていないアプリがありませんか?使わないアプリがあるならば、端末の空き容量を増やすために削除するようにしましょう。
アプリを削除する方法はふたつあります。ひとつはホーム画面でアプリを削除する方法と、もうひとつは「iPhoneストレージ」でアプリを削除する方法です。ここでは、アプリの削除する方法について解説していきます。
ホーム画面でアプリを削除する方法
まずは端末のホーム画面でアプリを削除する方法です。ホーム画面にあるアプリを長押しすると、アプリの左上に×印が表示されるので、削除したいアプリの×印をタップします。
「iPhoneストレージ」でアプリを削除する方法
もうひとつは「iPhoneストレージ」でアプリを削除する方法です。まずは設定アプリの一般から「iPhoneストレージ」を開きます。「iPhoneストレージ」を開くとアプリの一覧が表示されるので、削除したいアプリを選択します。
一般の「iPhoneストレージ」で削除したいアプリを選択すると、「Appを削除」という項目があるので、タップしてアプリに関連するすべてのデータを削除します。
先ほどの「Appを削除」の上に「Appを取り除く」という項目がありますが、こちらはデータや設定を残したままアプリを削除したい時に選択します。
メッセンジャーアプリのファイル削除
メッセンジャーアプリで写真や動画などを受信している方は、添付ファイルを削除しましょう。メッセンジャーアプリでファイルを受信しているだけでも端末の容量は圧迫されます。
あまりメッセンジャーアプリを利用していない方は気にしなくてもいいですが、利用している方は定期的にメッセンジャーアプリのファイルを削除して容量の圧迫を防ぎましょう。以下の方法で、メッセンジャーアプリのファイルを削除することができます。
メッセンジャーアプリのファイルを削除したい場合は、設定アプリの一般から「iPhoneストレージ」を開きます。「iPhoneストレージ」にあるアプリ一覧からメッセージアプリを選択してタップします。
一般の「iPhoneストレージ」でメッセージアプリを選択して開くと、チャットや写真といったカテゴリーが表示されるので、ファイルを削除したいカテゴリーを選択します。
カテゴリーを開くと添付ファイルが表示されます。削除したい添付ファイルがあれば、左にスワイプすると削除することができます。
ブラウザのキャッシュを削除
Safariなどのブラウザでネットサーフィンをしていると、ストレージにキャッシュが溜まっていきます。どんなアプリでもキャッシュは溜まりますが、ブラウザ系のアプリは特にキャッシュが溜まりやすいです。
Webサイトの履歴やキャッシュを削除することで端末の空き容量を増やすことができます。ここでは、ブラウザのキャッシュを削除する方法について解説していきます。
Safariのキャッシュを削除するには、設定アプリの一般から「iPhoneストレージ」を開きます。「iPhoneストレージ」にあるアプリ一覧からSafariアプリを選択してタップします。
一般の「iPhoneストレージ」でSafariアプリを選択して開くと、Webサイトデータという項目があるのでタップします。
Weサイトデータを開いたら、「全Webサイトデータを削除」をタップして削除します。
iPhone/iPadの空き容量を増やす方法〜その他〜
設定アプリやiTunesでiPhoneのストレージの空き容量を確認した際、「その他」という項目にお気づきだろうか。この「その他」という項目には、ブラウザでネットサーフィンした際の閲覧データやインストールしているアプリの使用データが含まれています。
「その他」のデータを削除することによって端末の空き容量を増やすことができます。「その他」のデータを削除する方法はふたつあります。ひとつは端末を再起動する方法と、もうひとつが端末を初期化する方法です。
ここでは、「その他」のデータを削除して端末の空き容量を増やす方法について解説していきます。
端末を再起動する
まず、「その他」のデータを削除する方法で最も簡単なのが端末の再起動です。全てではありませんが、再起動することによって「その他」のデータが削除され、端末の空き容量を増やすことができます。
iPhone X以降の端末を再起動する方法は、iPhone 8以前やiPadを再起動する方法と少し違います。ここでは、「iPhone X以降の再起動方法」と「iPhone 8以前とiPadの再起動方法」に分けて解説していきます。
iPhone X以降の再起動方法
以下の方法で、iPhone X以降の端末を再起動することができます。
- スリープボタンと音量ボタンを同時に押し続けます。
- 「スライドして電源をオフ」と表示されたら、スライドして電源を完全に切ります。
- 電源が切れたら、スリープボタンをAppleマークが表示されるまで押し続けます。
iPhone 8以前とiPadの再起動方法
以下の方法で、iPhone 8以前とiPadの再起動方法の端末を再起動することができます。
- スリープボタンを押し続けます。
- 「スライドして電源をオフ」と表示されたら、スライドして電源を完全に切ります。
- 電源が切れたら、スリープボタンをAppleマークが表示されるまで押し続けます。
端末を初期化する
次は少し面倒ですが、端末を初期化して「その他」のデータを削除する方法です。初期化でiPhoneやiPadを工場出荷状態に戻すことによって、「その他」のデータを減らして空き容量を増やすことができます。
ここでは、端末を初期化して「その他」のデータを減らし、iPhoneやiPadの空き容量を増やす方法について解説していきます。作業後は、iPhoneやiPadが工場出荷状態に戻るので、事前にバックアップを取っておきましょう。
設定アプリで初期化する方法
まずは設定アプリから端末を初期化する方法です。ホーム画面にある「設定アプリ」を開きます。
設定アプリを開いたら、次に「一般」をタップします。
設定アプリの一般を開いて下の方にスクロールすると、「リセット」という項目があるのでタップします。
一般のリセットを開いたら、次に「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択してタップします。
「写真とデータをiCloudにアップロード中です」と表示されたら、「アップロードを完了してから消去」か「今すぐ消去」から選択してタップします。
最後に、「iPhoneを消去」をタップすると端末の初期化が始まります。
iTunesで初期化する方法
PCのiTunesで初期化する場合は、まずPCでiTunesを起動します。
iTunesを起動したら、次にPCと端末をUSBケーブルで接続します。接続が完了したらiTunesの画面上に接続した端末のアイコンが表示されるので、端末のアイコンをクリックします。
端末のアイコンをクリックしたら、次に「iPhoneを復元」をクリックします。
「iPhoneを復元」をクリックすると、「ソフトウェアを復元する前にiPhoneの設定をバックアップしますか?」と表示されます。バックアップを作成していない場合は、「バックアップ」をクリックしましょう。
最後に、初期化についての注意事項が表示されるので、内容を確認してから「復元」をクリックします。これで端末の初期化が始まります。
iPhone/iPadの容量を増やす裏技!
外出するときや自宅にいるとき、ビジネスでも利用できるiPhoneは皆さんの必需品となっているはずです。iPhoneには、写真や動画、音楽だけでなく、名刺や連絡先、スケジュールまで保存されています。そういったデータはどうしても消したくないですよね?
そこで、iPhoneやiPadに保存してあるデータをどうしても消したくないという方のために、端末のデータを消さずに容量を増やす裏技をご紹介します。
外付けメモリを使用して容量を増やそう!
iPhoneやiPadのデータを消さずに容量を増やす裏技は、外付けメモリを使用する方法です。最近はiPhoneやiPad用にライトニングコネクタ搭載の外付けメモリが売られています。外付けメモリを使えば、ストレージの容量不足を解消することができます。
また、外付けメモリを使用すれば、機種変更する際もデータの移行やバックアップがスムーズに行えます。iPhoneやiPadのデータを消さずに容量を増やしたい方は外付けメモリを検討してみましょう。
まとめ
いかがでしたか。以上が、iPhoneやiPadの空き容量(ストレージ使用状況)の確認方法と解消法についてでした。iPhoneやiPadは便利なアプリがたくさんあるので、つい無駄なデータを溜め込んでしまいます。
新たにアプリをインストールするときや、写真を撮ったときに容量不足で保存できないといったトラブルが起きないように、ストレージの使用状況を確認して、アプリやキャッシュ、データの削除はこまめにするようにしましょう。