【Outlook】完全にアンインストールして初期化/削除する方法!
Windows10PCなどで使用しているOfficeの中でOutlookのみを初期化して完全に削除する方法があります。Outlookをアンインストールするだけでは残っている設定を初期化するために、Windows10などPCの設定から操作する手順をご説明します。
目次
- 1【Outlook】アンインストールしても設定が残ってる?
- ・Outlookをアンインストールしても初期化されていない
- 2【Outlook】アンインストールする方法
- ・アンインストール手順
- 3【Outlook】初期化する方法~Office 2010~
- ・初期化の手順
- 4【Outlook】初期化する方法~Office 2013~
- ・初期化の手順
- 5【Outlook】初期化する方法~Office 2016~
- ・初期化の手順
- 6【Outlook】初期化する方法~Office 2019~
- ・初期化の手順
- 7【Outlook】完全にアンインストールして初期化/削除する方法
- ・初期化/削除の手順
- 8【Outlook】完全にアンインストールして初期化/削除する際の注意点
- ・注意点
- ・合わせて読みたい!Outlookに関する記事一覧
【Outlook】アンインストールしても設定が残ってる?
Microsoft社が提供しているOutlookは、電子メールの機能のみならず、連絡先管理や仕事管理、予定表やメモなどの機能が充実している個人情報管理ソフトで、多くのビジネスマンなどに用いられています。
しかし、現在は沢山のソフトやアプリが開発されており、必要に合わせて使用しなくなる場合が生じます。多くのカスタマイズを行ってしまってOutlookの崩壊を招いたり、他の機能が正しく動作しない場合があります。
そんな時にOutlookをアンインストールすればいいと思いますが、Outlookをアンインストールしたり、その後再起動したりしたとしても、設定した情報がそのまま残っている状態になっていますので注意が必要です。
Outlookをアンインストールしても初期化されていない
Outlookは、もう使用する必要がない場合や今までの設定情報を消したい場合などに、OutlookをWindows10パソコンなどのスタートメニューのアプリ一覧のところなどでアンインストールしたらよい、と思うかもしれません。
しかし、Outlookをただ単にアンインストールしたり再起動しただけでは、受信済みのメールや作成したフォルダー、連絡先や予定表やタスクなど一度設定した情報は、そのまま残っていることになります。
これは、単にメールアカウントを作成し直したいだけの場合は便利ですが、設定した情報がそのまま残っているという事実を知らずにいると、後からびっくりしてしまうという事態になります。
きちんと管理がなされていれば問題はありませんが、管理が不十分ですと外部への情報漏れという事態を招いてしまう結果になります。それで、もう使わない設定情報は、新しいプロファイルの作成などの方法を通して完全に削除をした方が無難だと思われます。
初期化するにはプロファイルの削除が必要
Outlookの動作がおかしい時や設定を間違えてしまった時など、そしてもう使わなくなってしまって情報を削除したい時は、Outlookを初期化することをおすすめします。
初期化つまり工場出荷時の設定状態に初期化するには、プロファイルを完全に削除する方法を実行することによってできます。この記事では、Outlookを完全にアンインストールする方法と初期化して完全に設定した情報を削除する方法についてご紹介します。
【Outlook】アンインストールする方法
Windows10などのパソコンで使用していたOutlookを完全にアンインストールする手順は、パソコンのスタートメニューのアプリ一覧からアンインストールする方法とは全く違います。
Outlookを使用しているインターネットに接続した状態のパソコンのコントロールパネルからプログラムの管理画面に移動して操作することが必要です。
アンインストール手順
インターネットに接続されていていつもOutlookを使用しているWindows10などのパソコンを起動させます。そして、そのWindowsのスタートメニューを開き、アプリ一覧を表示させます。写真は、Windows8.1パソコン画面です。
スタートメニュー画面上でアプリ一覧を表示させ、その一覧をスクロールして「コントロールパネル」を探して選択し、クリックします。
クリックして「コントロールパネル」画面を開いたら、コンピューターの設定を調整する管理画面が表示されます。その一覧の左側の下にある「プログラム」の部分の「プログラムのアンインストール」というところをクリックします。
クリックしたら「コントロールパネル」の「プログラム」画面が表示されます。そのプログラム画面上の「プログラムと機能」の部分の「プログラムのアンインストール」をクリックします。
するとプログラムのアンインストールまたは変更が可能なファイルの一覧が表示されます。その一覧をスクロールしてその中からアンインストールしたいOutlookが含まれているMicrosoft Officeを選択します。
その後ファイル一覧の上部にある「変更」タブをクリックします。パソコンに変更を加えることを許可するかどうかの画面が表示されますので「はい」をクリックします。
次いで画面が変わったら、「機能の追加/削除」タブをクリックし、「続行」をクリックします。Microsoft Officeのファイルごとアンインストールしても良いと思う場合は「アンインストール」をクリックします。
しかしその場合は、OutlookだけでなくOfficeで使用している他のアプリ、SkypeやPowerPointなども使用できなくなるので注意が必要です。そして、このアンインストールを選択した場合は、削除したものはもう元に戻すことはできません。
【Outlook】初期化する方法~Office 2010~
Microsoft Office 2010では、他のOfficeの場合と同じくパソコンの「コントロールパネル」から表示させたファイルの「機能の追加/削除」機能を利用することにより、Outlook 2010などのアプリを部分的にアンインストールすることができます。
しかし、新しいプロファイルの作成をすることにより、全くの初回実行設定の状態に初期化することもできます。
ただし、Microsoft公式ホームページにも書かれているように、Microsoft Office 2010のサポートが2020年10月13日に終了します。
それで、今すぐに新しいプロファイルの作成をするなど初期化することもできますが、他の最新バージョンのOfficeに移行する際にファイルを確認して操作するか、Office 2010そのものを削除することもできます。
初期化の手順
まず、Outlookを開いているならそれを閉じて、Windowsパソコンのスタートメニューから「コントロールパネル」画面を開きます。
その後「All Control Panel Items」という画面が開いたら、左側の「Mail」をクリックします。もし分らなければ、「コントロールパネル」画面の右上に検索ボックスがありますので、そこに「メール」または「mail」と入力し、検索します。
クリック後、ポップアップ画面でメールセットアップのダイアログボックスが表示されます。
そのメールセットアップダイアログボックスの中の「プロファイルを表示する」というところをクリックします。
「プロファイルを表示する」タブをクリック後、メールに関してWindows10など使用しているパソコンにセットアップされているプロファイルが表示される全般設定のポップアップ画面が表れます。
メールの全般設定のポップアップ画面の中の「追加」タブをクリックします。
「追加」タブをクリックすると、もうひとつ重ねて新しいプロファイルの作成に関するポップアップ画面が表示されます。そのポップアップ画面の中の「プロファイル名」のところに、自分で考えた任意の新しいプロファイルボックス名を入力します。
新しいプロファイルの作成に関し任意のファイル名を入力したら「OK」タブをクリックします。
新しいプロファイル名を入力し「OK」タブをクリックしたら、「アカウント追加」の「自動アカウントセットアップ」画面が表示されます。「電子メールアカウント」の幾つかの項目がありますが、何も入力せずに「キャンセル」タブをクリックします。
すると再び全般設定画面が表示されますが、その上に重ねて電子メールアカウントなしで新しいプロファイルの作成をするかどうかを尋ねるポップアップ画面が表示されます。「OK」をクリックします。
「OK」をクリックするとそれで新しいプロファイルの作成が完了したことになります。その後、メールの全般設定にて新しいプロファイルの作成に使用したファイル名がきちんと追加されているかを確認します。
この新しいプロファイルの作成ファイルを「常にプロファイルを使用する」として設定しているかを確認し、「OK」タブをクリックします。「コントロールパネル」を閉じて、Outlookを再起動させます。
そうすると、今まで使用していたプロファイル自体は削除されて、先ほどの新しいプロファイルが使用されますので、最初の購入時と同じ初期化の状態になっています。
【Outlook】初期化する方法~Office 2013~
Microsoft Office 2013でも、Outlookのみ購入直後のような状態に初期化するためには、Outlookのプロファイルを削除して再度作成し、Outlookを再起動させる方法があります。または、新規アカウントを作成するという方法があります。
初期化の手順
先ほどのOffice 2010の時と同じように、Outlookを使用していたなら一度閉じて、Windowsパソコンのスタートメニュー画面の中の「コントロールパネル」を開いて、新しいプロファイルを作成する方法があります。
また、アカウントを新しく作り直すという方法もあります。これはOutlook画面を開きます。「ファイル」をクリックし、「情報」をクリックします。
「アカウント設定」をクリックし、ダイアログボックスが開いたら電子メールタブにある作り直したいアカウントを選択し「変更」をクリックします。または「削除」をクリックします。そしてその後、「新規」をクリックして新たにアカウントを作成します。
「サービスの選択」では「電子メールアカウント」を選択します。この後は、メール管理者やプロバイダーの指示に従って設定します。
その後、「新しいメッセージの配信先」で「新しいOutlookデータファイル」オプションを選択します。ファイルフォルダーに新しいデータファイルの新しいアカウントのフォルダが新規作成されていることを確認することができます。
新しくアカウントを作成する際の注意点
Microsoft Outlookのプロファイルを削除したり、アカウントを削除したりして完全に初期化してリセットする場合は、すべてのアカウント情報も完全に失われるという事を覚えておく必要があります。今まで使用していた他のアプリにも影響があることがあります。
必要であれば、プロバイダーやメール管理者から送られてきた資料を探して確認しておくか、現在のアカウント設定状況を確認しておくことが必要です。設定内容をコピーしておくと、後からもう一度同じ設定をしたい場合に役立ちますのでおすすめです。
「アカウント変更」をする際には、ダイアログボックスの設定はすべて必要です。「インターネット電子メール設定」や「全般」「送信サーバー」「詳細設定」タブの設定は必要ですので、きちんと確認してメモをしておくなどの準備をしておくとよいと思います。
何か不明な点や困ったことがありましたら、Microsoft公式ページの「Microsoftアカウントに関するヘルプ」の記事を参照するか、お問い合わせをすることができます。間違って元に戻せなくなる状態になる前に、気軽に問い合わせをした方が賢明です。
【Outlook】初期化する方法~Office 2016~
Office 2016を使用している場合も、他のOfficeシリーズと同じくOutlookの状態を初期化の設定にすることが可能です。この場合も、今まで使用していたアカウントを削除して、新規にアカウント作成する方法により初期化できます。
初期化の手順
インターネットに接続されているWindows10などのパソコンで、Outlook 2016を起動します。「受信トレイ」画面が表示されますので、「ファイル」をクリックします。「アカウント情報」画面が表示されますので、「アカウント設定」をクリックします。
「アカウント設定」画面にて再設定したいアカウントを選択し、「削除」をクリックします。再設定したいアカウントが削除されていることを確認したら、「新規」をクリックします。
Outlook画面が再起動して表示され、メールアドレスとパスワードを入力するよう求められるので指示通りに入力し、「接続」をクリックします。「アカウント設定」画面に戻って、新規に作成したアカウントに変更されているかを確認したら終了です。
【Outlook】初期化する方法~Office 2019~
Office 2019の場合も同様に初期化する事ができます。使用環境やパソコンの状態によって、WordやExcelなどのOfficeアプリが正しく動作しないことは、残念ながらたまにあることです。
それに加えて、個人情報管理として使用できるOutlookは、自分のタスクや予定が変わってくると変更せざるを得ない場合が生じてきます。現時点で一番新しいOutlook 2019もそのような理由により、初期化したい方がおられると思います。
初期化の手順
Outlook 2019を初期化したい場合も、新しいプロファイルの作成をすることにより以前のプロファイルを削除し、新しく作成したプロファイルに変更させるという方法を行うか、アカウントを削除する方法を行うか選択できます。
まず、Outlookを起動させます。アカウントを削除したい場合は、削除を行うのが第三者ではなく、本当に本人なのかをMicrosoft側が確認するために最初に本人確認を行うことが必要な場合があります。
「アカウントの削除」に移動し、アカウントへのサインを求められたらサインイン先のアカウントが削除しているアカウントであることを確認することが必要です。確認事項一覧を読み、読み終えたら確認事項のチェックボックスをオンにします。
「理由を選択してください」とのドロップダウンが表示されますので、アカウントを削除する理由を選択します。その後「アカウントの使用の停止」を選択します。
アカウントの停止後、後で必要となる情報が残っていないかどうかなどに関するMicrosoft側からの確認が行われます。つまり、誤ってアカウントが停止されることを防ぐための本人確認と意図の確認が行われるというわけです。
アカウント削除に関する注意点
Microsoftの特徴のひとつは、ひとつのアカウントでMicrisoftのサービス全てにサインインできて、利用できるという事です。
ところが、今まで使用していたMicrosoft アカウントを完全に削除して使用を停止すると、これまで普通に使っていたMicrosoft製品のサービスに対して、これからは今まで使用していたアカウントを用いてサインインできなくなります。
また、使用を停止したアカウントに関連付けられているサービスもすべて削除されることになるので注意が必要です。その中には、保存されていたOneDriveファイルやSkype IDと連絡先、Outlook.comなどメールのアカウントも含まれます。
それで、アカウントの使用を停止する前に、データやファイルを保存したり、連絡方法を友人などに連絡したりなど必要な作業を完了することが必要です。
また、サブスクリプションを停止して、メールやファイル、ギフトカードの残金など大切なデータが残っていないかを確認します。残っているオンライン商用サポート特典も使い切っていることもおすすめします。
【Outlook】完全にアンインストールして初期化/削除する方法
以上の記事から分かる通り、Outlookをアンインストールしたとしても、以前の設定情報が残っており、初期化された状態ではないことが分かります。Outlookを再度インストールして、再起動したとしても同じです。
ですから、工場出荷状態のような初期化の状態で起動するには、プロファイルの削除が必要になります。そしてこの手順は、Office 2010、Office 2013、Office 2016、Office 2019のどのファイルにおいてもほとんど同じような手順で行うことができます。
初期化/削除の手順
まず、作業中のアプリケーションをすべて終了し、作成中のファイルがある場合はファイルを保存します。プロファイルを削除すると、そのプロファイルに格納されているメールアカウントが削除されますので、必要な作業を行っておきます。
Outlookを起動してメニューの「ファイル」をクリック
Windows10などのパソコンのスタートメニュー画面にあるアプリ一覧表の中からOutlookアイコンをクリックして、Outlookを起動します。サインイン画面が表示されますので、メールアドレスとパスワードを入力します。
Outlookを起動させると、受信メール画面が開きます。その受信メール画面の上部のメニューバーの中の一番左の「ファイル」タブをクリックします。
アカウント情報の「アカウントの設定」→「プロファイルの管理」をクリック
「ファイル」タブをクリックしたら、「アカウント情報」画面に切り替わります。画面が切り替わるまで少し時間がかかるので待つ必要があります。
「アカウント情報」画面に切り替わったら、「アカウント設定」というアイコン付きの四角いタブがありますのでそれをクリックします。
「アカウント設定」タブをクリックすると、アカウント設定に関する一覧が表示されます。その一覧の一番下の「プロファイルの管理」のところをクリックします。
メール設定ウインドウの「プロファイル」・「プロファイルの表示」をクリック
「プロファイルの管理」をクリックするとメールセットアップダイアログボックスがポップアップ画面で表示されます。その画面の中の「プロファイル」の欄の「プロファイル表示」をクリックします。
「メール画面」から「Outlook」を選択「削除」をクリックして「OK」をクリック
「メールの全般設定」画面が開き、使用しているWindows10などのパソコンにセットアップされているプロファイルが表示されます。そこにある「Outlook」を確認して選択します。
プロファイル名のOutlookを確認して選択したら、「削除」をクリックします。これで、プロファイルの削除が完了することになります。
Outlookを再起動後「新しいプロファイルを作成」が開く
開いているものがあればすべてウインドウ画面を閉じて、Outlookを再起動します。
再起動後「新しいプロファイルの作成」というポップアップ画面が表示されます。
任意の名前を入力して「OK」をクリックするとOutlookの初期設定画面にうつる
「新しいプロファイルの作成」画面が表示されたら、自分で考えた新しいプロファイルの作成に必要な任意のファイル名を入力し、「OK」タブをクリックします。すると、Outlookの初期設定画面に移ります。
別の方法としては、先にも述べた通り、プロファイルの完全な削除ではなくて「プロファイルの追加」という形をとることもできます。
「追加」タブをクリックすると、「アカウントの追加」画面が開き、自動アカウントセットアップに必要な電子メールアカウント登録のための必要事項の入力画面が表示されます。その必要事項を入力し「次へ」タブをクリックします。
あとはその新しいプロファイルを「常に使用するプロファイル」として設定することができます。そしてその後、一度画面を閉じてOutlookを再起動させます。
Windowsの「アプリと機能」を使用する
他にも方法もあります。まず、作業しているアプリケーションがあればすべて終了し、画面を閉じます。作成中のファイルがもしもあれば、そのファイルをきちんと確認して保存します。
そしてWindows10パソコンのスタートメニューを表示させるWindowsのロゴマークを右クリックします。スタートメニューは開きません。
Windowsのロゴマークを右クリックすると、メニューが表示されます。その一覧の中の一番上にある「アプリと機能」のところをクリックします。
すると、設定画面の「アプリと機能」に関する詳細設定画面が表示されます。
その「アプリと機能」の画面を下までスクロールして「Microsoft Office Desktop Apps」を探して選択しクリックします。その後「詳細オプション」タブをクリックし、「リセット」タブをクリックします。
すると、「このデバイス上のアプリのデータが、基本設定とサインインの詳細を含めて完全に削除されます」という警告を含んだ説明文が表示されます。本当に削除してもよいとの確信があるのであれば、もう一度「リセット」タブをクリックします。
問題なくリセットが完了した場合は、「リセット」タブの右側にチェックマークが付きます。その後パソコンを再起動させ、Officeアプリが正常に動作することを確認したら完了です。
【Outlook】完全にアンインストールして初期化/削除する際の注意点
Outlookを単にスタートメニューからアンインストールした場合では、設定した情報が完全に削除されたわけではないという事は以上の説明から何となくお分かりになったと思います。
それで、新しくプロファイルを作成したり、アカウントを削除したりして、最初の工場出荷の時の状態つまり初期化した状態にしてプロファイルを完全に削除することが必要ですが、その場合に覚えておきたい幾つかの注意点があります。
注意点
Microsoft Outlookを初期化した状態にリセットして、完全に削除するとMicrosoft Officeアプリのデータや設定などに使用していたすべてのアカウント情報が失われる事になります。これには、Microsoft OfficeやExcel、PowerPointなども含まれます。
そして、完全に削除した場合は、元の設定には戻すことができないので注意が必要です。また、プロファイルを完全に削除すると、オフラインデータも完全に削除されることを警告するメッセージが表示されることがあります。
しかし、OUtlookデータファイル(.pst)に保存されている情報や、Office365などのオンラインアカウントに保存されている情報は失われることはありません。ただし場合によっては、Outlookを再起動させようとしても、再起動できない場合があるかもしれません。
その場合は、Windows10パソコンでしたら、通常はスタートメニューを開くWindowsのロゴマークを右クリックします。そうすると、メニューの一覧がでてきますので、その下の方にある「検索」タブをクリックします。
「検索」タブをクリックすると、「検索ボックス」が開かれます。一番下の虫眼鏡マークの所に「outlook.exe/manageprofiles」と入力します。入力したら「Enter」キーを押します。
その後、Outlookの「プロファイルの表示」のダイアログボックスにアクセスすることができます。それでもできない場合は、Microsoftの公式ホームページにあるヘルプを見るか、サポートセンターにお問い合わせをすることができます。
プロファイルを完全に削除した後、Outlookを再起動させると、最初のアカウント設定をする画面が立ち上がります。そして、Microsoft Officeの初回に設定したMicrosoftアカウントやパスワード、インターネット接続が必要になる可能性があります。
また、再インストールが必要になる可能性もあり、その場合も初回設定時のMicrosoftアカウントやパスワードなどの設定が必要になります。そのアカウントやパスワードなどを忘れていると、MIcrosoft Officeを使用できなくなる恐れがあるので注意が必要です。