2019年11月01日更新
「iPhone8」のデメリット/注意点をくわしく解説!
今回の記事ではiPhone8のデメリットや注意点を詳しく解説していきます。ワイヤレス充電器はついてくるのか?など、iPhone8の気になるポイントは徹底解説。購入前に、事前にデメリットとなるポイントは押さえておきましょう。
目次
- 1「iPhone8」の基本スペック
- ・「iPhone8」のスペック
- 2「iPhone8」と「iPhone7」のスペックを比較
- ・「iPhone7」より良くなった点
- ・CPU性能
- ・「iPhone7」と変わらない/劣っている点
- 3「iPhone8」のデメリット/注意点〜背面ガラス〜
- ・背面ガラスが割れるリスクがある
- 4「iPhone8」のデメリット/注意点〜ワイヤレス充電〜
- ・ワイヤレス充電器は別売り
- 5「iPhone8」のデメリット/注意点〜イヤホンジャック〜
- ・「iPhone7」に引き続きイヤホン端子が廃止
- 6「iPhone8」のデメリット/注意点〜価格〜
- ・以前のiPhoneより価格が高くなった
- 7「iPhone8」のデメリット/注意点〜評価/評判〜
- ・「iPhone8」の評判
- 8「iPhone8」のデメリット/注意点〜おすすめしない人〜
- ・「iPhone8」の購入は控えた方がいい人
- ・まとめ
- ・合わせて読みたい!iPhone8に関する記事一覧
「iPhone8」の基本スペック
今回の記事では、iPhoneシリーズの”iPhone8”に関する情報をお届けします。レビューなどではメリットなどをメインに伝えがちですが、今回の記事では”デメリット/注意点”を中心にiPhone8を見ていきたいと思います。
今からiPhoneシリーズを買おうと思っている方や、iPhone6やiPhone7から買い換えたいと思っている方の参考になれば幸いです。最後の方では、iPhone8をおすすめしない人なども詳しく紹介しています。
iPhoneシリーズはさまざまな端末が登場していますが、iPhone8の購入を検討している人はデメリットや注意点、おすすめしない人のポイントをしっかりと確認してから再度検討をしてみてください。
「iPhone8」のスペック
まずはiPhone8の基本スペックから見ていきましょう。基本スペックは比較で最も重要になるポイントですので、下記の表で各スペックは押さえておきましょう。
iPhone8 | |
カラー | ・ゴールド ・ シルバー ・スペースグレイ |
液晶画面 / 解像度 | 3D Touch / 4.7インチ(1,334 x 750) |
大きさ(幅×高さ×厚み) | 138.4㎜ x 67.3㎜ x 7.3mm |
重さ | 148g |
プロセッサ | Apple A11 |
容量 | 64GB / 256GB |
メインカメラ・インカメラ画素数 | 1200万画素 / 7メガピクセル |
防水 / Apple Pay | 〇 / ワイヤレス充電 |
プロセッサ
基本スペックとしてまず紹介するのは、プロセッサである”A11チップ”です。A11チップは、iPhone8発売当時はかなりの高スペックを誇っており、iPhone7と比較すると2コアの増量などかなり性能は強化されていました。
しかし現在の最新機種であるiPhone11(A12チップ)と比較すると、現時点では最強のスペックとは言えません。A12よりもランクがひとつ下ということで、プロセッサがワンランク下でも妥協できる方向けと言えるでしょう。
容量
iPhone8のストレージ容量は、64GBと256GBの2種類になります。iPhone8よりも前の端末だと、ストレージ容量が16や32とかなり少ない容量で、普段から空き容量の少なさに困っていた方も多いかと思います。
iPhone8ではそのようなことは少なくなり、容量としては比較的扱いやすい端末にはなっているかと思います。しかし最新機種のiPhone11と比べると、中間の”128GB”がないのは少し痛いところです。
64GBだと少ないが、256GBも要らない…という方も一定数いるのではないでしょうか。
カメラ画素数
iPhone8の観らの画素数は、1200万画素と7メガPixelです。これはiPhone7と同じ画素数で、特別大きな違いはありません。カメラ性能の向上を目当てに、という意味では特別iPhone8は買う必要がないかもしれません。
液晶画面/解像度
液晶画面や解像度にしても、iPhone8はiPhone7と同じです。3DTouch搭載の画面サイズは4.7インチ(1,334×750)です。
大きさ/重さ
iPhone8の大きさは、iPhone7と大体同じくらいです。しかし、厚みはiPhone8の方があるかもしれません。また、重量についてもiPhone8の方が僅かにあり、持った感覚だけでは分からないと思いますがiPhone7と比較すると重めです。
カラー
iPhone8のカラーバリエーションは3種類。ゴールド、シルバー、スペースグレイの3種類から選ぶことが可能です。どの色もシンプルで、扱いやすい印象を与えます。カラーバリエーションに関しては特別大きな問題はないでしょう。
防水機能
iPhone8の防水性能は、”IP67等級”で水塗れには強いとされています。しかし、完全防水という訳ではありません。そのため、iPhone8に防水性能が備わっているとはいえ”絶対に水塗れでは故障しない”とは限りません。
水が万が一内部に入り込んでしまったら、そのまま壊れることもありますし、水塗れで画面が思ったように操作できなくなることもあります。これはiPhone8に限らず、他のiPhoneシリーズにも言えることです。気を付けましょう。
iPhone8の基本的なスペックは以上となります。これらのスペックが、他シリーズとの比較ポイントにもなるのでそれぞれチェックしておきましょう。
「iPhone8」と「iPhone7」のスペックを比較
上記では、iPhone8の基本スペックを紹介しました。上記の情報は、比較するのに重要な情報と言えるでしょう。上記での項目でも軽く比較は述べてきましたが、この項目ではiPhone8とiPhone7のスペックを比較していきたいと思います。
iPhone8よりも先に登場したiPhone7ですが、iPhone8の方が優れている点などはあるのでしょうか?それぞれ確認してみましょう。
「iPhone7」より良くなった点
まずは、iPhone8とiPhone7を比較して”iPhone7よりもよくなった点”を紹介していきます。下記の内容をそれぞれご覧ください。
CPU性能
まずはiPhone端末本体の性能を左右すると言われている”CPU性能”についてです。iPhone8はA11チップなのに対し、iPhone7はA10チップ。iPhone8のチップは、iPhone7よりも性能が強化され当時は最強と言われていてものです。
コアも4コアから6コアへと増加し、CPUの面だけ見ればスペックはiPhone8の方がダントツ上と言えます。
ストレージ容量
続いてはストレージ容量についてです。iPhone8には128GBはないものの、64GBという最低容量でも不自由しない程度の容量はあります。iPhone7は32GB、128GB、256GBの3種類です。
最低容量を選んでしまうと、あっという間に容量がいっぱいになってアプリを入れられなくなったり、写真が撮れなくなります。
スマホゲームなどもおこなう方にとっては、64GBは必要最低限のストレージ容量と言えるでしょう。64GBからのスタートは嬉しいところですね。
カメラの画素数
カメラの画素数については、先ほどの項目でも述べたとおり違いはありません。しかしカメラ性能自体はきちんと強化されているらしく、暗い場所での撮影などではiPhone8の方がきれいに撮影することが可能となっています。
しかしカメラ性能を重視するのであれば、iPhone8よりも後に登場したシリーズの方がおすすめできます。今ではデュアルカメラ、トリプルカメラと新しいものが登場していますから、そちらの製品もチェックしてみてください。
「iPhone7」と変わらない/劣っている点
続いては、iPhone7と”変わらない”、あるいは”劣っている点”を確認していきましょう。iPhone8のデメリット、注意点としても押さえておきたいポイントとなります。下記の内容を確認しましょう。
電子マネーの対応
まずは電子マネー決済への対応です。これはどちらも対応しており、特別変わったところはありません。iPhone8になったことでより便利になったということもありませんし、強化された点は見当たりません。
耐水性能
防水性能も、iPhone8とiPhone7で変わりはありません。同じくIP67等級で、完全防水ではないものの水深1mの最長30分間までなら耐えられるという性能です。先ほども述べたとおり、完全防水ではありません。
イヤホンジャック
iPhone7以降から廃止されてしまったイヤホンジャックですが、iPhone8になって復活ということもありません。Lightningコネクタ専用のイヤホンか、アダプター。あるいはワイヤレスで接続ができるBluetooth対応のイヤホン等を使う必要があります。
人によってはイヤホンジャックの存在が大きなデメリットともなるでしょう。新しいiPhoneシリーズを活用するのであれば、イヤホンのワイヤレス化はもはややむを得ないことではあります。
変換アダプターなどでイヤホンを接続することもできますし、ワイヤレスでないイヤホンを接続させる方法もいくつかあるのでイヤホンジャックに関しては個人で対策が必要となるでしょう。
「iPhone8」のデメリット/注意点〜背面ガラス〜
iPhone8とiPhone7の比較をそれぞれおこないましたが、スペックだけで見ると「あまり変わりない」という印象を受けます。
良くなった点は確かにありますが、iPhoneでゲームなど負荷のかかることをしないユーザーにとってはiPhone8に無理に変える必要は恐らくないでしょう。この項目からは、iPhone8のデメリットを紹介していきます。
iPhone8のデメリットとしてお伝えするのは、”背面ガラス”についてです。この背面ガラスが割れてしまうリスクが、iPhone8になると高まっているのです。
背面ガラスが割れるリスクがある
iPhone8の背面はガラスです。iPhone7はガラス素材ではなかったので、落としたとしても背面が割れるといった影響は有りませんでした。しかし、iPhone8からは背面ガラス。
落とした時に割れてしまう可能性が非常に高いのです。背面ガラスが割れてしまうと、修理費もそれなりにかかります。
液晶画面だけでなく、背面ガラスも割れてしまう可能性が高くなったという点は大きなデメリットと言えます。背面ガラスが割れることを考えて、ケース・カバーなどの対策が必要となるでしょう。
割れたときの修理費用
iPhone8の背面ガラス損傷は、”その他の損傷”に含まれます。AppleCare+に入っていなかった場合の修理費がとても高いので、注意が必要です。価格表は以下のとおりです。
iPhoneのモデル | 画面の破損のみ | その他の損傷 |
Apple Care+に入っていない場合 | ||
iPhone 8 | 16,800円 | 39,800円 |
Apple Care+に入っている場合 | ||
全モデル | 3,400円 | 11,800円 |
「iPhone8」のデメリット/注意点〜ワイヤレス充電〜
iPhone8の背面ガラスに関する注意点を紹介しました。背面ガラスの素材は手触りもよく、見た目としても美しさはあるんですが割れやすいのが難点。端末をよく落としやすいという方は特に、背面ガラスに関しては注意が必要です。
続いては、iPhone8の”ワイヤレス充電”に関する注意点です。iPhone8はワイヤレス充電に対応していますが、ワイヤレス充電は購入した時についてくるのでしょうか?詳細を見ていきましょう。
ワイヤレス充電器は別売り
iPhone8ではワイヤレス充電に対応しているものの、ワイヤレス充電器自体は”別売り”です。iPhone8を購入した時からついてくるわけではないので、ワイヤレス充電をおこないたい方は自分で買う必要がでてきます。
また、ワイヤレス充電は便利なものの、ケーブル充電よりも少し充電に時間がかかるという点も覚えておく必要があるでしょう。
ワイヤレス充電器の価格も安くはありませんし、実際に購入する人としない人と差が出てくるところではあります。
「iPhone8」のデメリット/注意点〜イヤホンジャック〜
iPhone8のデメリット/注意点として次にお伝えするのは、”イヤホンジャック”についてです。先ほどでも述べましたが、改めてデメリットとしてお伝えしていきたいと思います。
「iPhone7」に引き続きイヤホン端子が廃止
iPhone7に続いて、iPhone8でもイヤホンジャックは廃止されています。専用のLightningで接続でできるイヤホンが付属品としてついてきますが、専用イヤホンに関しても注意点がでてきます。
充電と音楽視聴を同時にするには別売りのワイヤレス機器が必要
Lightningで接続するタイプのイヤホンが付属品としてついてきますが、これを利用してしまうと”充電”が出来なくなります。イヤホン接続と充電が同時にできなくなってしまうのです。
そのため、充電とイヤホン接続を同時におこないたいのであれば、どちらかをワイヤレス機器でおこなう必要があります。
あるいは、変換アダプタで充電とイヤホン接続が同時にできる!というものもあります。それを利用するのも有りでしょう。
「iPhone8」のデメリット/注意点〜価格〜
iPhone8のデメリット/注意点として次にお伝えするのは、販売価格についてです。価格に関しては、iPhone8のスペックなどを踏まえた上で下記ではデメリットを語っていきます。
以前のiPhoneより価格が高くなった
以前のiPhoneよりも、iPhone8では販売価格が高くなりました。スペックを見た感じでは、搭載されているチップ以外で大きな差はありません。それなのに価格が高い、と思う方も恐らくいらっしゃるかと思います。
そのため、iPhone8を購入するのであれば、自分が求める機能やスペックが備わっているかを確実にチェックしておく必要があります。
高価格の製品ですから、”新機種だから”といった買ってしまうと後々公開してしまうかもしれません。iPhoneシリーズは次々と登場していきますから、少しまった方が自分が求めるスペックのものが販売されるかも?
「iPhone8」のデメリット/注意点〜評価/評判〜
iPhone8のスペックは悪くはないものの、iPhone7と比較するとあまり変わらないという声も多いです。それなのに価格が上がったということで、購入を悩んでいる方も少なくはありません。
そのためこの項目では、SNSからiPhone8の評判を実際に探しだし、参考として紹介させていただきます。
「iPhone8」の評判
iPhone8の評判を下記では紹介しています。口コミツイートの内容を見て、実際の評判をご確認ください。まず良い評判ですが、iPhone8は”コスパが良い”と言われています。
価格は高いものの、パワーアップしたCPUを重点的にみるとコスパ自体は悪くないのかもしれません。
iPhone8まじでコスパ良いな
— かかおたそ🍫 (@e381x) October 24, 2019
しかし一方では、iPhone8を「使えない」といったマイナスな口コミツイートを投稿している声も多いです。あまり前シリーズと大きな違いがないという点が大きいのでしょう。
スペック的にも最新機種であるiPhone11の方が上ですし、今買うなら最新機種の方が良いかもしれないという点はありますね。
iPad Air 3欲しい…
— ゆき❄🐺 (@yukisnowwolf) October 31, 2019
iPhone8がクソすぎる…
「iPhone8」のデメリット/注意点〜おすすめしない人〜
最後にはまとめとして、iPhone8をおすすめしない人を紹介していきます。おすすめしない人、できない人のポイントは下記で挙げていきますので、それに自分が該当するかをチェックしましょう。
おすすめしない人のポイントにヒットしたら、iPhone8ではなく最新機種であったり、別のモデルを選んだ方が良いかもしれません。
「iPhone8」の購入は控えた方がいい人
iPhone8をおすすめしない人、購入を控えた方が良い人は下記のとおりです。ポイントと詳細をそれぞれ見ていきましょう。
iPhoneをよく落とす
おすすめしない人としてまず挙げるのは、”iPhoneをよく落とす人”です。デメリットの点でも述べましたが、iPhone8の背面ガラスにより、割れることのリスクが高まりました。修理代も高いですし、よく落とす人は危険かもしれません。
iPhoneを安く手に入れたい
iPhoneを安く手に入れたい方も、おすすめしない人として紹介できます。コスパが良く、安い機種なら他にもiPhoneXRなどの機種が存在します。他の機種と十分に比較してから購入する必要があるでしょう。
「iPhone7」で不満がない
また、現在iPhone7を使っていて、特別不満がないという方もおすすめしない人として紹介できます。せっかく買い替えたのに、iPhone7の方が良かった…ということにもなりかねません。
おすすめしない人のポイントは以上となります。該当する人は、購入するのにもう少し考える時間が必要かもしれません。
まとめ
今回の記事では、iPhone8のデメリット/注意点を紹介しました。価格はそれなりなのに、デメリットが多いという声もそれなりに多いです。
おすすめしない人に該当するようであれば、他の機種とさらに比較を重ねてみましょう。最終的にiPhone8にメリットを見いだせれば、購入しても有りかと思います。iPhone8の購入を悩んでいる方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください